『マンガENGLISH』はマンガと英語のフレーズを同時にインプットすることにより、訳さずに英語のまま理解する「英語脳」を育成するプログラム。英語のフレーズと、その意味内容を表すマンガで、ネイティブスピーカーのように自然に英語を身につけることができます。

英語脳を作れる映画

外国人が日本語を勉強するとき、よくやってしまう失敗なのですが、子ども向けの本なら優しい日本語で書いてあるからさぞかし勉強になるだろうと思って、絵本を開いてみるんです。けれども実際に絵本を開いてみると、擬音語や擬態語が多く、その上わかりやすく簡略化した文章にするために、主語や述語が省略された表現が日本語の絵本にはたくさん使われており、結局まったく意味が分からなくて落ち込んでしまうんですね。同じように、私たちが英語を学ぶ時も、英語学習に向いている教材とそうでないものがあるとすれば、できるだけ有効な物から活用していきたいと思いますよね。

英語脳を育むためには、洋画を観ることが一つの近道になります。しかし、一言で映画といってもジャンルは様々。一体どのような映画を選べば、英語脳につながる有効な教材となるのでしょうか。
 
まず、映画のジャンルには、どんなものがあるでしょうか?

アクション・ファンタジー・コメディ・サスペンス・ヒューマンドラマ・ホラー・恋愛など、いろいろなジャンルがありますね。
 
英語脳を作れる映画とは、映像から場面が推察しやすいもの、つまり日常生活の場面が描かれているものです。上記の中では例えばヒューマンドラマがいいでしょう。
 
次に、その中からさらに英語脳を作れる映画を、主な登場人物たちに注目しながら絞り込んでいきます。まずは、メインの登場人物たちに、何かギャップがあること。年齢の差や身分の違い、あるいは出身国の違いなど。こういった登場人物のバックグラウンドに差があると、お互いに言葉を選ぶことが必要ですから、セリフが理解しやすい仕立てになっているので、自然と聞き取りやすいのです。聞き取りやすいということは、耳触りが良いということで、つまりは音が残りやすく習得しやすいのです。

ヒューマンドラマという意味では、いわゆる映画ではなくてドラマシリーズもおすすめです。1本の映画の中ではなく、複数回にわたってストーリーが進んでいくので、より現実的で身近な出来事からゆっくりと時間をかけて展開していくからです。身近なトピックであれば共感を得やすいでしょうし、より現実生活に近い暮らしや、登場人物たちの思考や行動を知るためにもちょうどいいスピードになっているでしょう。もう一つはやはり、自分が楽しいと思える物を選ぶことですね。例えばレンタルでシリーズ物を順番に観ていったとして、一度最終話まで観たら、またはじめから、あるいは自分の最も好きだった回を見直してみてください。きっと、はじめてみた時よりスッと英語が入ってきていることを実感できるのではないでしょうか。

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