『マンガENGLISH』はマンガと英語のフレーズを同時にインプットすることにより、訳さずに英語のまま理解する「英語脳」を育成するプログラム。英語のフレーズと、その意味内容を表すマンガで、ネイティブスピーカーのように自然に英語を身につけることができます。

100人いれば100通り

以前、中学生に「どうして英語を勉強しているのか?」というアンケートをとったら、「やらなきゃいけないことだから」「テストでいい点数をとりたいから」「進学のために必要だから」というような解答が非常に多かったんですね。まあ確かに、中学生ぐらいの頃って、自分の意識で勉強したい!と思ってすることってあまりないかとは思うんですけど、それにしてもちょっと寂しい結果でした。せっかく3年も勉強するのに、これでは実践的な英語の能力は身に付かなさそうですよね。

大人になってからあらためて英会話の学習をはじめたみなさんは、どんな時に英語を勉強したいと思いましたか?

マンガENGLISHでは、イラストを見てイメージできたものをとにかくポンポンと音に出すという練習をしていただいていますが、ただ単に目に見えた物の名前を口に出すっていうのではなくて、ある意味、脱線しちゃうぐらい、本当に自由に自分のイメージを発してほしいんですね。

例えば、雨の中で傘をさした男性がカフェに向かって小走りしている…なんていうシーンのイラストがあります。パッと目に入ってきた物で、「雨」とか「傘」とか「カフェ」なんていう言葉でももちろんかまわないわけですけど、そこで例えば、「うわ、さむそう」とか「あーあズボンよごれちゃった」とか、「コーヒー高そうだなぁ」とか。どんどんコメントを入れていただきたいんです。自分の感覚で。自分の好みでね。全然関係無いところに行っちゃってもいい。そうすると、自分の中にある音を引っ張り出しやすくなっていくわけなんです。

100人いれば100通りの答えがあって当然。それがコミュニケーションですからね。相手がどう答えるかなんて、実際に聞いてみるまで分からないわけです。それはつまり逆も同じで、聞かれた事の答えはやっぱり自分の中にあるんですね。自分にしか出せない正解は、やっぱり自分の中で組み立てなければいけない。同じイラストを見て「あーあ、ズボン汚れちゃってかわいそう」と思う人もいれば「あーあ、泥跳ねちゃってる」とか「 私だったら雨の日に白いズボンはないわ」とか。自分なりの解釈を楽しむよう、心がけてくださいね。

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