『マンガENGLISH』はマンガと英語のフレーズを同時にインプットすることにより、訳さずに英語のまま理解する「英語脳」を育成するプログラム。英語のフレーズと、その意味内容を表すマンガで、ネイティブスピーカーのように自然に英語を身につけることができます。

人は見た目が100パーセント

人は見た目が100パーセント
なんていう言葉もありますが

アメリカの心理学者
アルバート・メラビアンの実験結果によると

人が何かを伝えたいとき

言葉そのものだけで伝えることができるのは
実際の7%のみで

口調や話すスピードなどの聴覚情報が38%、

見た目など、視覚で確認できる情報が
55%を占めているそうです。

この結果を見てみると、同じ一つの言葉でも

それを実際どのように発するかで

受け手への伝わり方がだいぶ違う
ということがわかりますよね。

マンガENGLISHで

イラストを見ながら声を出す練習を
一通り終えたら

次はイラストを見ずに音だけを聞いて
場面をイメージするという練習。

この時に2パターンあります。

1つは、聞こえてきた音と共に、
パッと場面が浮かぶパターン。

もう1つのパターンは
ご自身が声を出す時に
場面がイメージしやすいっていうパターン。

両方とも同時に起こる場合もあります。

インプットの時に場面が浮かんだけど

自分がアウトプットしている時には
頭がいっぱいになっちゃってた。

今度は入ってきた時は無意識だったけれども
出した時に場面がイメージしやすかった。

どちらが起きてもいいわけです。

ただ、どちらが多い方がいいかというと
最終的に私達は会話を楽しみたいわけですから

自分が声を出してる時にこそ
場面がイメージしやすくなるっていう事が
1番目指したい事なんですね。

今までの学習習慣では
英語を話そうという時には

その前の段階で100%
皆さん同じ準備をするわけですね。

まずは日本語で考えます。
そして辞書で単語をひきます。

そして、文法的に組み上げて
こういうことを言おうって頭の中に
暗記したフレーズを準備します。

そして英語を話してる時は

人によっては気がついたら
目が上向きになっちゃう。

何故かっていうと
自分が暗記している文章の文字の並びを
一生懸命思い出そうとするからです。

そうするとその時の気持ちとか
場面などというよりは

一生懸命に記憶の中で
字面を思い出してるわけですね。

これでは伝わるものも,伝わらない。
こういう話し方はもうやめたいんですね。

最終的な目標にしたいのは
自分が英語を発している時に
自分の発した英語の音で「おお!」っていう感じ。

日本語だと結構あるじゃないですか。

「おお!いい事言っちゃったかも」
「今のよかったかも」とか
「うんうん、優しい言い方できたぞ」というように

あとから気づく感じ。

このとき何が起きてるかっていうと
日本語では文章を改めて準備して話す
って話し方ではなくて

場面の中で
自分の中にある音の中から
何となくそこの場面にあった音を
出してきてるからなんですね。

ここの回路って
ほとんど短くて無意識にやってるわけです。

ですから後から「おお!」となるわけですね。

これを英語で起こしたい。

そのためにはまず
聞こえてくる音をきっかけにして
自分が音を出した時に場面が浮かぶっていう。

これをちょっと意識していただけると
その状態に近づきやすくなりますのでね。

聞こえてくる音を気持ちよく声に出しながら
場面のようなものをイメージする。

イラストを克明に浮かべる必要はありません。

困った人の顔だったり
自分が親にうそをついて外泊した時の親の顔だったり。

そういったものが浮かぶ方が
右脳っていう意味では活性化されてますのでね。

イラストを見ずに
音だけを聞きながら
場面をイメージする際の練習のポイントは
ココになります。

暗記フレーズの話し方では
伝えたい事はやはり伝わりません。

自分の中にある音から
自分の思いや考えを相手にそのまま伝えるためにも

場面のような物をイメージしながら
音を発する練習を心がけてくださいね。

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