『マンガENGLISH』はマンガと英語のフレーズを同時にインプットすることにより、訳さずに英語のまま理解する「英語脳」を育成するプログラム。英語のフレーズと、その意味内容を表すマンガで、ネイティブスピーカーのように自然に英語を身につけることができます。

「誰かが選んだフレーズを暗記しようとする」従来の学習法に疑問がわいてくるはず

話し言葉を身につけたいと思ったら、話している言葉を真似するのが一番の近道です。

日本語の場合は子どものころは家族や友達の言葉を真似て育ち、おとなになってからは、職場や親せきなど付き合う相手に多少なりとも影響を受けながら、その人それぞれに聞き取れる言葉、理解できる言葉、話し言葉を増やしています。

自分の耳で聞き取って、気になる単語を切り取っているので、忘れにくい記憶になるんです。

もし日本語を、誰かから意図的に、今日はこの表現を覚えましょう!って言われたら・・・と考えたら、英語で、みんながやっている「誰かが選んだフレーズを暗記しようとする」従来の学習法に疑問がわいてくるはずなんですよね。

英語でも話し言葉を身につけたいなら、今の自分にとって聞きやすくてマネしやすい話し方の人を見つけてまねてみましょう。

私が30歳を過ぎて英語が話せるようになりたい、と思った時の最初の話し方のモデルはハリウッドスターのメグ・ライアンさんでした。彼女が出る映画を片っ端から見て、身振り手振りも含めて一時期まねていました。次にハマったのが、「金持ち父さん、貧乏父さん」で有名になったロバート・キヨサキさん。原書の「Rich Dad, Poor Dad」を読んで、本人の肉声の入った音声テープを毎日のように聞いて真似ていました。そして、その次は歌手のマライア・キャリーさん。代表作「Hiro」は今でも歌詞カード無しで歌えます。

1.話し方のモデルを自分で探す
2.見て、聞いて、まねる

今、私が気になっているのが、アメリカのコメディアンで司会者の「Ellen DeGeneres」さん。「Ellenの部屋」というトーク番組で毎回ゲストを迎えての名(めい)司会っぷりが有名です。

韓国人のイリュージョン・アーティスト「Dain Yoon」さんを迎えてのインタビューが先週YouTubeにアップされていました。

「Dain Yoon」さんは同じ韓国人の通訳を連れていましたが、「Dain Yoon」さんが最初に英語で自己紹介をしたので、Ellenさんは、普通にネイティブ英語で話しかけたのですが、Dainさんが聞き取れず通訳を通してのやり取りをした後、Ellenさんは、ちゃんとDainさんにわかる英語で質問をして、そのあとはDainさんは通訳なしでインタビューを楽しんでいましたよね。このEllenさんの心遣いと言葉遣いが素晴らしいと思いました。

こちらの動画は2年前、マララさんが18歳でノーベル平和賞を受賞した時期に行われたインタビューです。

マララさんの素晴らしいスピーチに、短くてスパイスの聞いたコメントだけ返す。40歳近くも年下のゲストに敬意を表して多くを語らないEllenさん。人気がある理由がわかります。マララさんも気持ちよく話していますね。当時マララさんはマスメディアにずい分取り上げられていたので、話慣れているのでしょう、インタビューの最初のころは、流ちょうな英語で話していましたが、後半のスピーチはEllenさんの人柄と会場の雰囲気に気を許したのでしょう。お国訛りのある味のある英語で堂々とスピーチをされています。

英語で話せるようになりたければ英語で話している人の話し方を真似るのが一番です。

1.話し方のモデルを自分で探す
2.見て、聞いて、まねる

YouTubeなら話している人の表情やジェスチャーなども見ることができますから、生きた英語に触れることができて本当に便利ですね。

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