『マンガENGLISH』はマンガと英語のフレーズを同時にインプットすることにより、訳さずに英語のまま理解する「英語脳」を育成するプログラム。英語のフレーズと、その意味内容を表すマンガで、ネイティブスピーカーのように自然に英語を身につけることができます。

英語を暗記できるのに自由にしゃべれない

英語のプレゼンで前もって準備した英文は暗記して一通り話すことはできるのに、そのあとのQ&Aやパーティーでのテーブルトークなどで、準備の無いことを質問されたり話しかけられたりすると、うまく言葉が出てこない、という経験、ありませんか?

けっこう長い英文を暗記できる英語力があるのに、簡単な日常会話でつまずく、というのは、実は上級者によくある悩みです。

スラングやローカル言語、世代間のギャップなど、語彙の違いが原因という事も、もちろんありますが、もっと根本的なところで、母語話者は滅多にやらないことをやってしまっているんですね。

それは、言葉を話す時に、日常会話の場合、話しながら考える、あるいは、かんがえながら話す、というのが普通です。ところが暗記したものを話す時はどうでしょう。暗記したものを再現しているのですから、英文を思い出す、という脳の働きがメインです。英文を作ることは、その場では必要ありません。むしろやらない方が良いですね。混乱してしまいますから。文を作るのは原稿を書いているときです。だから、考える時と、話す時が、別々という状態です。これをいくら重ねても、もちろん、原稿を作る時には考えて英文を作っているわけですから、多少は言えることは増えていきますよね。でも、なかなか実践力にはなっていかないわけです。もったいないですよね。まわりからは英語できると思われちゃっている。英語の文章を自分で作ることが出来てそれを暗記することもできる。それなのに、自由にしゃべれない。実はご本人は周りからいくら褒められても不満であり不安なわけです。では、どうしたらいいのか。

前もって準備した英文を暗記する、という学習法を続けているうちは自由に話せるようにはなりません。例えば外国人の方とフリートークをすることがあるでしょう。その場合は暗記したフレーズを思い出してそのままぶつけるか、受験英語のように頭の中で英作文をするか、どちらかの話し方になるわけです。そうすると、イディオムや映画の中で習得したスラングは、スッと口をついて出てくるのに、一方では、英作しながら話す時には、考えながら話すので、時間もかかるし意味不明なことも言ってしまったりする。この言わばでこぼこな話し方から、もう少し自然な話し方にするためには、普段から、思いつく英語の音を出して必要に応じて後から修正を書ける、というネイティブと同じ話し方を練習すればよいのです。

マンガENGLISHでは、漫画イラストを見て思いつく英語の音を出してみる、という練習ができます。よくある学習法で日本語の命題を見ながら英語を話す練習をすると100%訳すという作業に入ってしまいます。話しながら考える、考えながら話す、という、日本語では当たり前にやっていることを英語でも脳に経験させてあげてください。英語で考えてからでないと話せない、となってしまうのは、受験英語による生活習慣病のようなもの。毎日の体質改善で、今度こそ使える英語を身につけましょう。私たちは受験英語のおかげで、日常英会話で頻繁に使われる3,000語をはるかに上回る6,000語を習っています。あとは使える状態になるまでブラッシュアップをしていきましょう。

マンガENGLISH ご案内はこちら