単語やフレーズを頑張って暗記しているのに、リアルな会話の場面で簡単な一言さえ言えないばかりか、聞き取りさえままならないのには理由があります。
そもそも私たちは日本語で、セリフをそのまま暗記して来たわけではありません。では、どうやって身につけて来たかというと、「自分なりの言葉に置き換えて」きたわけです。
幼かった頃はかなり舌足らずで不完全な日本語から始まって、徐々にちゃんとした日本語が使えるようになったのと同じように
英語も、もし本当に身につけたいのであれば、聞いたセリフをそのまま、ただ暗記するのを止めて、「自分なりの言葉に置き換える」練習をしましょう。
そのためには、日本語の時と同じように、舌足らずで不完全な英語から、少しずつステップアップをしていくプロセスを、自分自身で受け止めてあげて、経験していくことです。
この時に大切なことは文字や日本語訳は使いません。英文テキストがあると、その通りに言わなければいけない気持ちになってしまいますし、日本語の訳があると、それを「きちんと英語に訳さないといけない」という脳の習慣が根強いので
絵を見て英語の音を聞いて、印象に残った範囲でその音を真似て、自分なりにわかった範囲で自分なりの言葉に置き換えることから始めましょう。
英語の場合、私たちは中学・高校で約6,000語を学びますが、日常会話では、英語ネイティブ同士でさえ、3,000語程度で十分というのは良く知られた事実です。つまり日常会話レベルにおいては、単語はもう十分に知っているので
その3,000語の範囲で英語を聞いて話す練習から始めれば良いのです。1タイトル当たり2~3分の漫画ストーリー100タイトルを通して、英文なし、日本語の訳なしで英語を聞いて、まねて、話しましょう。
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