『マンガENGLISH』はマンガと英語のフレーズを同時にインプットすることにより、訳さずに英語のまま理解する「英語脳」を育成するプログラム。英語のフレーズと、その意味内容を表すマンガで、ネイティブスピーカーのように自然に英語を身につけることができます。

「君の名は」の主題歌の英語版

歌手でバイリンガルと言えばまず思いつくのが宇多田ヒカルさんですが映画「君の名は」の主題歌を歌っているRADWIMPSの野田洋次郎さんも小学生のころをアメリカで過ごしたバイリンガル。

主題歌の「前前前世」の英語版を野田さん自身が英語で書き起こして27日にリリースするそうですが、どんな歌詞になるのか楽しみです。

今まではヒットした日本語の歌を翻訳家が英語に訳した歌はたくさんありましたね。でも、それは、あくまで訳なので英語の歌詞がメロディーと合わなかったり、メロディーに合う英語になるように原文の日本語とはかけ離れた歌詞になっていたり、どこか違和感があったように思います。

今やバイリンガルのアーティストが日本語と英語を書き起こす時代になったんですね。

もともと音楽とは、それぞれの言語が持つ音のリズムをがもとになって
作られていました。

英語などの欧米語のリズムは8ビート

一方の日本語は短歌や俳句でおなじみの5と7

全く異なる拍を持った言葉なのです。

ですから日本語の基本のリズムの「5と7」から
自然に作られた音楽は

たとえば
「うみは ひろいな おおきいな」のような
3・4・5だったり

「あきのゆうひに てるやまもみじ」
のように7・7だったり

本来はそういうリズムがしっくり合うのです。

それなのに今までの日本のポップ音楽は洋楽の8ビートのメロディーに日本語の歌詞は3・4・5のリズムのままで乗せて歌ってきました。

ところがバイリンガルのアーティストたちが作り出すポップ音楽は英語という8ビートの言語が体に染みついているので、音と言葉の拍が一致していて心地いいわけです。

日本人の英語というと発音が下手だという話がありますが、英語の拍~8ビート~を体で覚えると英語らしく発音できます。

発音を良くするには洋楽を歌うと良いと言う話は聞いたことあると思いますが、いきなり洋楽はハードルが高いという方は、宇多田ヒカルさんなどバイリンガルが作った歌から入るのもお薦めです。

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