マンガENGLISH100タイトルユーザー様専用
サポートのグループに会員様から
「中学校程度の文法は復習しておいたほうが良いのでしょうか?」と
お問い合わせがありました。
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今晩は。マンガイングリッシュを始めて約1か月になります。
シャドーイング、英文を見ながらのシャドーイングを何となく終え
フレーズごとの音声を聴きながらのリピートに取り組んでいます。
しかしながら難しいですね。1~2割程度しか出来ていない状態です。それでも このまま100タイトル進めても良いのでしょうか?
また早い段階でリプロダクションを始めた方が良いと言われていたように思うのですが、どの程度リピートが出来るようになってからでしょうか?
それと、やはり中学校程度の文法は復習しておいた方が良いのでしょうか?
10代の頃から英語が話せるようになりたいと思っていたにもかか
あれこれ 質問をさせてもらいましたが宜しくお願いします。
(
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頂いたメールを読みながら思い出したことがあります。
「英語は”速く”間違えなさい」という本です。
たまたまネットサーフしていて知りました。
アマゾンに掲載されていた商品説明です。
☆「正解」を暗記するよりも推測して間違う
☆ 文法は勉強しない
☆ 単語は辞書で調べない
あらら・・・どこかで聞いたことがある
キャッチコピーが並んでいますね(笑)
要は
英語を「使いながら」「間違いながら」身につけましょう!
ということなんですね。
筆者は「ウィリアム・ルーカス」さんという
英語のネイティブスピーカーなので
当然のことながら文法も勉強する必要なく
単語も辞書で調べる必要なく
英語がペラペラになったわけですが
私たちにとっては英語は外国語なので
「文法は勉強しない」
「単語は辞書で調べない」と言われても
じゃあ、どうやって身につけたらいいの?
となってしまうので
マンガENGLISHでは具体的にご案内しています。
漫画イラストで場面を想像しながら
辞書なしで「わかる」体験ができます。
するとこんな疑問を感じますよね。
「単語は具体的には
何を何語くらい記憶すればいいの?」
単語は多いほどいいですが
まずは3,000語くらいを使えるようにしましょう。
その根拠は
Oxford大学出版では「Oxford 3000」という
基本語彙のリストを作成しており
これらを知っていれば、
やさしい会話ならほぼ100%
そこそこの難易度のもので90%前後
かなり難しい分野の内容でも75%を
カバーできるとされています。
もちろんマンガENGLISHでは3,000語を
100タイトルの漫画ストーリーを通して
辞書なしで身につけることができます。
またご質問の文法については日常会話であれば
中学三年生修了レベルが目標です。
ただここで大切なことがあります。
私たちは文法問題に正解するために
文法を学習しているのではなく
実際に英語を使えるようになるために
学んでいるはずなのです。
このことを肝に銘じた上で
いったいどのタイミングで
どのように文法を学習するのが
もっとも効果的なのか考えてみましょう。
結論から言ってしまえば、
簡単な日常会話ができるくらいになった頃が
最適なタイミングです。
そもそも英文法なんかまったく知らなくても
簡単な会話くらいならどうにかなります。
知っているフレーズを適当に使いまわして
何も考えずに
とりあえず言葉を発する習慣をつけやすいのです。
マンガENGLISH100タイトルを
見て、聞いて、まねて
漫画イラストで場面を想像しながら
辞書なしで「わかる」体験をしてください。
そして漫画イラストを見ながら
思いつく英語の音を発する練習をします。
しかし、やがて頭打ちになってきます。
難しいことは何一つ言えない。同じ話の繰り返し・・・。
この壁を感じてきたところが
文法学習を開始する最適なタイミングなのです。
そんな時にお勧めの本をご紹介します。
タイトルは「中学英文法クイック・チェック」
アルク出版 Evine著 1,296円(2017年4月現在)
もしよかったらアマゾンで検索してみてください。
タイトルの通り
中学の英文法力のチェックをクイズで行い
わかりやすい解説も付いているので
ひとり学習もスムーズです。
間違えたところが弱点なので
解説も記憶に残りやすくなり
クイズ ⇒ 答え合わせ ⇒ 解説
の学習ステップは
「使ってみて、間違いを修正」する
まさにウィリアムさんも言うところの
「正解」を暗記するよりも推測して間違う。ですね!
私自身もその方が効率的だと思います。
英文法の学習をするにあたっては、
次の2点を大切にしてください。
1. どんどん読んだり聞いたり話したり書いたりして、英語を実際に使ってみる
2. 使っているうちに疑問が湧くので、合間合間に英文法をチェックする