英語でコミュニケーションをとるためには、何が必要なのでしょうか?
単語や、フレーズをいっぱい学ぶことでしょうか?
一生懸命頑張っても、英語が全く話せない人がたくさんいる中、英語をほぼ勉強しなくても流暢に話せる人がいるのはなぜでしょうか?
そこには明確な理由があります。
海外に住んだことがあるからではなく
頭がいいからでもない
実は、英語でコミュニケーションが取れている人はちょっとしたコミュニケーションのコツを知っています。このコツはきっと、学校や英会話スクールでは教えていないと思います。
そのコツは、もともと人間が持っている能力の1つであり、母国語では誰もが無意識に活用しています。ですから、あなたもこのコツを絶対に使えるようになり、英語をスムーズに話せるようになります。
そのコツについてお話をするにあたり、1つだけ確認したい研究結果があります。1971年に、心理学者のアルバート・メラビアン氏は革命的な研究を行いました。彼は、コミュニケーションにおける言葉の力を実験したのです。
彼は研究員に、あるテーマに沿った話を、その話の内容とは違ったボディーランゲージ、ジェスチャー、声の調子で被験者に話しかけさせました。
例えば、「それいいね!」という言葉を、イライラした表情で、退屈そうな態度をしながら言ってみたり。
「ダメだよ」っていう言葉を、わざと明るい声で、笑顔で言ってみたり。
その結果は?
ほとんどの実験において、話しかけた言葉が表情、態度、声の調子などの非言語コミュニケーションと異なった場合、人は「言葉」ではなく「言語以外のコミュニケーション」から話の意味を捉えていました。
つまり、コミュニケーションがとれるかどうかは、言語以外のコミュニケーション次第だということがはっきりしたのです。
メラビアン氏はこのような実験を何度も繰り返し、「コミュニケーション」が3つの部分から成り立っていることを発見しました。
言葉(7%)
声の調子(38%)
ボディーランゲージ(55%)
コミュニケーションにおいて、言葉が占める割合はたった7%だけなのです。
英会話の学習ではどうでしょうか?多くの英会話スクールや英語の先生が教えていることのほとんどが「言葉」そのものではありませんか?コミュニケーションの7%でしかない「言葉」にほとんどの時間を使っているわけです。本来教えるべき、残り93%について、今まで、どれくらい意識してきましたか?
コミュニケーションの93% – 共感
でも安心してください。この非言語コミュニケーションという、93%を占めるスキルはあなたのDNAに既に組み込まれています。それは、人間を構成している一部で、
「エンパシー(共感)」とよばれています。
エンパシーはスムーズなコミュニケーションのために最も不可欠な能力です。エンパシーは表面的な言葉ではなく、相手が実際に伝えたいことを理解する助けになります。
あなたも、友達が「元気だよ」と言っていたのに、相手の表情やジェスチャーから、本当は元気ではないという本音がわかったという経験はありませんか?
これこそが、エンパシーなのです。
言葉以上に、あなたの表情、態度、声の調子が言いたいことを伝えます。
だから、必要なフレーズはあなたが思っているよりずっと少ないのです。
だから、「うまく話せるようになるまで」待つ必要なんてありません。
では、そのエンパシーをどのように活用して英語を学べばいいのでしょうか?
言葉ではなく、「感覚」と「イメージ」から学ぶ
今まではほとんどの場合、英語を学ぶときに単語やフレーズや文法などを学んできました。残念ながらそれは英語コミュニケーションの93%を学んでないと同じことだったのです。言葉は辞書に書いてある意味だけではないのです。
相手の気持ちを理解して、コミュニケーションを取るためには、コトバの本質を知る必要があります。
英語ではイメージや感覚は今まで重視されてきませんでした。
でも、あなた自身、日本語でのエンパシーは誰にも教わらず、無意識にできるようになったのではないでしょうか。日本語でできるようになったのですから、きっと英語でもできるはずです。あなたは今すぐ、エンパシーを活用しながら外国人と話せるはずです。
こちらのYouTubeで動画で具体的にご案内しています。
あなたもそんな人になれます。
あなたが話したいと思う外国人は、あなたと違う人生経験、思い出、文化、考え方を持っています。それはとても興味深くて、素晴らしいことです。あなたがその人に興味を持って話しかければ、コミュニケーションがスムーズにとれます。
かっこいいスラング、正しい文法、難しい表現を使うより、相手はあなたが自分に興味を持ってくれるのを望んでいます。
このエンパシーを活用して、相手を理解しようとすれば、会話力が一瞬にして上がります。
難しい単語やフレーズがそんなにわからなくても、英語を勉強し始めたばかりでも、エンパシーを使うだけで世界中の人々とつながることができます。
「イメージ」と「感覚」から英語を学ぶマンガENGLISHは
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