『マンガENGLISH』はマンガと英語のフレーズを同時にインプットすることにより、訳さずに英語のまま理解する「英語脳」を育成するプログラム。英語のフレーズと、その意味内容を表すマンガで、ネイティブスピーカーのように自然に英語を身につけることができます。

「英語について語る」のは好きだが「英語を話す」のは好きじゃない

山口先生、こんばんは。いつもサポート動画をありがとうございます。「英語学習に成功する人、挫折する人」今回の動画を拝見し、ドキっとしました。そして、英語学習に対する向き合い方を考え直しています。挫折する原因のひとつ「長期的な学習計画を立てる」という山口先生のお話から、古すぎますがマラソン銀メダリスト君原選手の話を思い出しました。走っていて苦しくなり途中でやめたくなった時、「次の電柱までに頑張ろう」と短い目標を繰り返しながら42キロを走り続けたそうで、その話がずっと印象に残っていました。話せるようになりたいと思うなら先が長いので、「短い目標を立て、それを重ねていく」というような形で取り組んでいこうと思います。”Never give up !”と”Dream come true”の気持ちで頑張りますので、どうぞ宜しくお願い致します。
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良い言葉ですね。

人は思った通りになります。
思い続ければその思いはいつか形になります。

日本人の英語力が伸びない理由の一つに

「そもそも英語が必要ないから」という“そもそも論”があります。

私のYouTube動画に

「こういう(英語を話す必要がない)人たちに
どうしたら英語が話せるようになるかを
どんなに説明しても話せるようにならないですよ。
だって英語は必要ないんだから」

というような書き込みが来たこともありました。

私が30歳を過ぎて

「英語が話せるようになりたい!」と思い立ち
日本で普通に生活しながら英語が話せるようになり

その体験談をつづった「10時間で英語脳を作る本」が
紀伊国屋書店の新宿本店さんで
週間フロアランキング1位になった16年前には

まだマンガENGLISHがなかったので

私の体験談を

東京商工会議所さんやガールスカウト連盟さんや
小中学校のPTA主催のセミナーなどで
お話しさせていただくたびに

「すごく参考になりました!」
と言っていただくのですが

私の中で罪悪感のようなものだけが残りました。

講演会でお話をさせていただくと
数万円~数十万の報酬をいただくことができます。

また当時、神宮前で小さなオフィスを持ち
そこで英語学習のカウンセリングをしており

セミナーに来られた方が私に興味をもって
神宮前にカウンセリングを受けに来られると

10時間で18万円という
高額カウンセリングであるにもかかわらず

受講されて、喜んでくださって
さらに10時間、20時間と継続される方も
いらっしゃいました。

私にとってはオイシイことだらけです。

でも私の中に疑問がわいてきました。

体験を聞いたりアドバイスを受けただけで
英語が話せるようにはならないだろうと。

その話を恩師でもある大学教授にしたところ

「それでいいんじゃない?
みんな喜んでいると思うよ。

だって本当に英語が必要な人は
使いながら身につけているんだから。」

さらに編集プロダクションの社長にも
同じ疑問をぶつけたところ

売れる英語本の鉄則を教えられました。

縦書き、だそうです。

驚きました。

縦書きと言うことは
英文は無し、ということ。

なぜなら英文は横書きですから。

日本語だけが並ぶ英語学習本ってありなの?!」
と驚いたら

ベストセラーになっている英語本はほとんどが縦書きだよ。
山口さんも、そろそろ縦書きで本を出さないと
売れなくなっちゃうよ。」

私の本は9冊ともすべて横書きです。
理由は英文がたくさんあるから。
だからあまり売れなかったんですね・・・。

なぜ日本語ばかりの英語対策本が売れるのか
というと

ほとんどの日本人は
「英語について語る」のは好きだが「英語を話す」のは嫌い
なのだそう。

先の編プロの社長さん曰く
「だから山口さん、本気で生徒さんを話せるようにしないでよ。ほどほどにしておいてね。本が売れなくなっちゃうから。」

その言葉が私に火を付けました。

英語が話せるようになるカリキュラムを作ろう、と。

そこでそれまでの利益を全部つぎ込んで
さらに銀行から融資も受けて

英会話習得支援システムの開発に着手しました。

制作と実証のための検証に5年の歳月が流れました。

そして完成しました。2007年のことです。

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