ビジネス英語で言わない方が良いこと

ビジネスの現場でとっさの返事を英語で行えるようにするためのレッスンです。

「ビジネスの現場でとっさに返事を英語でするため」に必要なスキルは二つ
1)一度で相手の英語を聞き取る

2)誰にでも通じる英語で話す

英語の場合、相手が英語ネイティブとは限らないので、誰にでも通じる英語と言った場合、実は今、英語ネイティブも苦労しているんです。英語ネイティブではない人たちの英語になると相手の英語も正しい英語とは限らないので、だからと言ってビジネスの場面で、良くある「Say it again, please!」(もう一度お願いします)とか「Speak more clearly」(もっとハッキリ話してください)などと言ってしまうと、相手が恥ずかしい思いをしてしまいますので、

1)一度で相手の英語を聞き取る、もしくは、聞き取れたと相手が思う聞き方
2)誰にでも通じる英語で話す話し方
のご紹介です。

たとえばビジネスシーンでよくあるのが、私たちが日本語で話し合っているときの話し方で、「おっしゃっていることはわかります、でも私どもといたしましては・・・」のイメージで、そのまま英語にしちゃう人っていますよね。こんな感じ

“I understand your meaning but I think …”(あなたの言っている意味は分かりますが、私が思うには)のような英語は、残念ながらビジネスシーンでは、ちょっと厳しい言い方になるかもしれませんが、ほとんど意味もないメッセージになってしまって、もったいないんですね。

あるいは、あなた自身は留学経験や帰国子女だったりで英語が普通に話せるのに、上司がコテコテの日本人英語で、当のご本人は相手が話しているときに「相手の英語が理解できた」という意味で「I see.」や「I understand」などを連発しているんだけれど、いざ話を詰める段階になって “I understand your meaning but we can’t do that because…”。(あなたの話の意味は分かりましたが、我々としてはそれは出来かねます、なぜなら)のような話になってしまうと、じゃあ、今までの「I see.」や「I understand」は一体何だったの?とビックリしてしまうわけです。だからと言って上司に「I see.」や「I understand」を言わないように進言するのは、ちょっと憚られるかもしれません。あるいは上司が逆に意識しすぎて相手が英語で話しているときに、「何も言わないぞ」みたいな感じで、上司の方がじっと固まってしまうことも、良くある話です。

そこで今日はですね、どんな立場であっても

あなた自身に英語力の不安がある場合にも
英語力に不安のある同僚や上司を伴っている場合でも
商談の相手が英語ネイティブでなくても

あなた自身やあなたの周り人たちの英語力のまま
できるだけスムーズな商談ができるコツをご紹介します。

それは「Active Listening」という手法です。

これは英語ネイティブたちも取り組む
コミュニケーションを円滑にするスキルとして知られています。

ただの「Listening」との違いは
「Active Listening」と対比して使われる
「Passive Listening」と並べてみると
わかりやすいかもしれません。

「Passive」とは「受け身」のこと
「Passive Listening」は直訳すると「受け身のリスニング」です。

ただ「聞くだけ」と言えるかもしれません。

当然のことながら
ただ聞くだけではコミュニケーションは成り立ちません。
双方向のやり取りがあって初めて成り立つのです。

そこで「Active Listening」です。

「act」(行動する)という言葉が含まれている通り
ただ聞くことをゴールにするのではなく
「話す」という「act」=行動を起こすために聞く
という積極的な聞き方を表します。

具体的にどういう聞き方をするのかをするのかというと

ただ黙って聞くのではなく

相手が言いたいこと、言おうとしていることを
出来るだけ正確にとらえるような
Actionを起こします。

ここで一つ大切なことは

相手の話を正確に理解することと
相手の話に同意することは
同じでは無い、ということです。

実は多くの日本人が言ってしまいがちな
「I see.」や「I understand.」は
相手への同意になりますので
特にビジネスでは気軽に使うのを止めたいんです。

では、どうしたらいいのでしょう。

実はネイティブスピーカーたちは
「Repeating」「Paraphrasing」などを使って
効果的な「Active Listening」をしています。

「Repeating」は文字通り「リピート」真似をすることです。

相手の言葉で気になった言葉をそのまままねることで
相手に対してまずは「賛成」でもなく「反対」でもなく
「あなたの話を聞いているよ」というメッセージが伝わります。

そして必要に応じてコメントをしたり質問をしたりすることで
より理解が深まるんですね。

ただし、あなた自身がまだ英語の初級者で
コメントや質問はなかなかできないという場合や

英語が苦手な上司の前で
部下のあなたがペラペラと
コメントや質問を相手に投げるわけにはいかない
という場合でも

便利な方法があります。

それは

気になった言葉や
たぶん英語が苦手な上司には
理解できていないのでは、と感じた
相手の英語をそのまま繰り返して
さらに続けて“You mean …”と言ってください。

これは「あなたが意味しているのは」
つまり「あなたが言いたいのは」という意味で

まずは相手の英語の音を
そのまま繰り返して

すかさず“You mean …”と言うと
相手には
「(あなたが言った)※※であなたが言いたいことは・・・?」
という感じのメッセージになるので

相手はその言葉を繰り返したり
他の言葉で言い換えたりして
わかりやすく話してくれるはずです。

次のお薦めは「Paraphrasing」=言い換えです。

相手の言ったことを
自分の言葉で言い換えることによって
相手に対して「賛成」とか「反対」という次元ではなく
相手の話の内容をどこまで理解したかを
相手に示すことが出来て
ビジネスの交渉では非常に有効なスキルとなります。

あなたがまだ英語の初級者の場合は
あなたの今の英語力を相手に示すことが出来るので
相手があなたと交渉を続けたければ
ちゃんとあなたに合わせた話し方をしてくるはずで
あなたにとって有利になります。

また英語が苦手な上司のお供の場合
ビジネスの場面でわかったふりは一番よくないことなのですが
上司に対してそうは言いづらいですし
だからといって
いちいち通訳するのは上司のメンツが・・・だったり
商談の流れも悪くなりますが

できるだけ上司のレベルに合った
わざと簡単な英語で言い換えてあげることで

いかにも、という感じにならずに
自然と会話が進みやすくなります。

商談の相手が英語ネイティブではない場合も同じです。

聞き取れなかったところを
“Say it again, please!”(もう一度お願いします)や
“Speak more clearly”(もっとハッキリ話してください)

などというと
相手の顔をつぶしてしまいかねませんが

聞き取りにくかった音をそのまま繰り返して
“You mean …”と言ってあげて

その言葉を繰り返したり
他の言葉で言い換えたりしてもらったり

さらにはあなたが
あなた自身の言葉で
相手が言おうとしていたことを
言い直してあげることで
お互いの理解がより深まります。

「Paraphrasing」が上手になるためには
もとの英文にこだわりすぎないことが大切です。

元の英文にこだわればこだわるほど
もはや「Paraphrasing」ではなく
ただの「Repeating」になってしまいます。

もちろん初級者のうちは、まず「Repeating」を
しっかりやっていただきたいのですが

コミュニケーションが円滑になる
「Paraphrasing」にもどんどん取り組んでみてください。

そのためには
もとの英文にこだわりすぎないことが大切で

そのためには英文テキストは使わずに
場面をイメージしやすい状態だけを保って
練習してください。

つまり元の英文からできるだけ自由に解放してあげてください。

私たちには漫画がありますので

漫画イラストを見て
思いつく英語の音を出しながら
徐々に元の英文にこだわらずに
自分の言葉でストーリーを説明したり
自分の気持ちや感想や経験などを話す練習を
加えてみてください。

そして誰でもわかる英語
というときに一番大切なことが
難しい単語を使わない、という事なんですね。

英語を学習している人ならだれでも知っている単語
これは「Oxford3,000」という辞書が世界的に有名ですが
この3,000語の範囲で
一通りのことが説明できるようになると

相手が何人でも通じる英語になりますからとても便利です。

マンガENGLISHは
この3,000語が
100タイトルの漫画ストーリーを通して
自然と身に付くように作られているので

まずは

マンガENGLISH100タイトルを
観て、聞いて、まねて

英語ネイティブの子どもたちの
絵本の読み聞かせを経験してください。

そうしたら

漫画イラストを見て
思いつく英語の音を出す練習を通して

「Active Listening」の「Repeating」と「Paraphrasing」
「リピート」と「言い換え」練習にどんどん取り組んでみてください。

1)一度で相手の英語が聞き取れたと相手が思う聞き方
2)誰にでも通じる英語で話す話し方

を身につけましょう!

マンガENGLISH100ご案内