『マンガENGLISH』はマンガと英語のフレーズを同時にインプットすることにより、訳さずに英語のまま理解する「英語脳」を育成するプログラム。英語のフレーズと、その意味内容を表すマンガで、ネイティブスピーカーのように自然に英語を身につけることができます。

「英語がペラペラになる」

「英語がペラペラになる」って、どういう状態だと思いますか?英語が問題なく聞けて、読めて、話せて、書ける。なんとなくそういうイメージがありませんか?

語学の習得には大切な4技能と呼ばれる能力があります。すなわち、聞く力=リスニング、読む力=リーディング、話す力=スピーキング、書く力=ライティングと言われるものです。この4技能がバランスのいい状態にあるというのが、その言語を「使えてる」状態ではないのか、と思うんですね。では、ここでいう「バランスのいい状態」というのは、どういうものなんでしょうか?例えとして、私たちが当たり前のようにペラペラ話している「日本語」で考えてみましょう。

例えば、選挙の話題。色々な政党が政権を述べていたりしますけれども、演説やニュースを耳にして、音で聞いた時というのは、非常に情報が分かりやすいと思うんですね。そして、それを新聞や雑誌などのメディアを通して、今度は文字で読んでみる。それぞれの政党の政策の中に、ちょっと知らない政治用語や、あるいは専門的な言葉が出てきて、それらを飛ばして読めば全体的には分かるとおもうんです。

では今度は、政権やら政党、「それぞれの政策についてスピーチしてくれませんか?」と言われたとします。話してくれませんかって言われたら、みなさんどうですか?いやちょっと、準備が必要ですってなりませんか?ましてや、それぞれの政権について書いてくださいなんて言われた時には、相手が違うんじゃない?なんて思ったりして。

つまり、4技能のバランスが日本語という母国語においては、
これくらいのものなんですね。

−聞いた時には分かるよ、かなり分かるよ。
−読んだ時にもまあまあ分かるかな。
−話してくれ?ちょっと準備が・・・。
−書いてくれ?それは専門の人に・・・。

というように、出来る事がだんだん限られてくる。
これが一般的な言語のバランスなんですね。  
 
けれども、英語はどうか。中学高校で私達がふれた時っていうのは、まずはとにかく「読む」ところから入ってるんですね。テキストの〇〇ページ開いて読みましょうと。読む時にそれをスピークアラウドというかリードアラウドする形で、決してクリエイティブな自由なスピーキングではないけれども、とにかく読んだものは声に出しましょうと。そして、テキストに書いてある事は全部スペルを覚えて書けるようにしましょうと。
 
また、リーディングにおいても、辞書をひきながら読むって事をやってきたので本当のリーディングとはやっぱり違っていて、単語を組み合わせて出来上がった一つの文章の意味は分かるけれど、それが自分の言葉になっていない。 

その結果、英語において非常にバランスの悪い状態が生じる。文字で見ると知ってるのに音では聞き取れない。読めば分かるのに音で聞き取れてない、なんていうギャップでてきてしまうんです。これって、どっちも本当に不便なので、音で聞こえたものに関しては文字で見た時そうだよねって感じになり、逆に言うと、聞き取れてなかったものは文字で見た時にも知らないものだっていう状態にしたい。つまり、情報量として、音で聞いた時の方が安心する、分かりやすいっていう状態になるまでは、ひたすら単語を増やすっていう学習法をお休みするか、頻度を下げて、バランスを整えていただくと、今後の学習がすごく展開しやすくなるんだと思うんですね。

今まで明らかに足りていなかったリスニングを、マンガENGLISHを使って楽しみながら増やしていってください。聞いて、感覚的に理解する。リーディングも、単語を理解するのではなく感覚的に把握する。そうして4技能の理想的なバランスをつくっていくことが、英会話習得のキーになるでしょう。

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