自分の中にある言語装置を信じて気づきを積み重ねて英語脳を育んでいきましょう

英語脳を育てるため、マンガENGLISHでは、基本的には知らない単語を辞書で調べないようご案内していますが、調べたくなってしまうこと自体は、とても大切なチャンスなんです。

英語の音声を聞いていて、もしくは文章を目にしているとき、「ん、いまのなんだろう?」という感じで立ち止まりそうになるときってありますよね。ついつい調べたくなってしまう。実はこの調べたい、知りたいという欲求、渇きがあとで、気づきになった時にはすごく大きいんです。そう言うときって、もう二度と出会えないかもしれないと思うくらい、その場で調べたくなっちゃうんですけれど、二度と出会わないなら調べても意味が無いんですね。出会った時に気づけるんだとしたら、それはすごくいい事なんですよ、調べたいという気持ち。大事にしていただだきたい。どこかで「あれっ?」て気づいたら、それは縁があるのかもしれないんです。気づかなければ縁が無いので覚えてもしょうがないんですよ。そのくらい脳に、ちょっとある種、痛気持ちいいような負荷を与えてあげると、再生するんですね。

「安易に調べないでください」ってご案内しても、辞書で調べるって中学生の頃はいい事って言われて来ているので、ついつい辞書を見たくなる方もいらっしゃるんですけど、それは英語脳の回路を育む上では、もったいないことなんですね。せっかくの伸びしろ、つまり、差異に気づく、気づける範囲で気づくというチャンスを逃してしまうんです。本来、気づきが起きたら縁がある。気づきが起きなければ、むしろ縁がない。ほんとに人との出会いと一緒です。

例えば卒業式の日に「ずっと好きだったんだよ」って言われて、「えー全然気づかなかった」という感覚なら、正直それは縁が無かったという経験に似ているかもしれません。こうして気づくというのは、単語に関して片思いっていう事もあり得ます。でもそれは、縁が無ければ覚えても使う事はないので、気づきが起きるときまで、放っておいてあげると伸びしろが広がるんですよね。この気づきに、どこかで1回でも2回でも成功していただくと、あ!と思っていただけると思うんですよね。気持ちいいんです、それが。もう調べるのもったいないっていう感じ。それを実感していただきたいんですね。辞書を引かなくても、いつか「あ、こういうことなんだ」と気が付くという感覚を楽しみに通り過ぎてみる。その体験がまた脳を育むことになりますのでね。

脳科学者の茂木健一郎さんは、英語を学習する際、大好きな赤毛のアンの原書を辞書も引かず、文法も気にせずにひたすら読み続けたそうです。ストーリーは頭に入っていたものの、はじめは全く分からないことだらけでしたが、脳の働きを信じる茂木先生はそんなこと全く気にせずとにかく原書を読み進めていって、やがて、スラスラ読めるようになったんだとか。皆さんも是非、ご自分の中にある言語装置を信じて、気づきを積み重ねて英語脳を育んでいきましょう。

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