『マンガENGLISH』はマンガと英語のフレーズを同時にインプットすることにより、訳さずに英語のまま理解する「英語脳」を育成するプログラム。英語のフレーズと、その意味内容を表すマンガで、ネイティブスピーカーのように自然に英語を身につけることができます。

英語脳という幻想

『英語脳』という言葉が広く知られるようになって久しいですが、多くの場合その意味は「英語を英語で考える」とか「頭の中から日本語を排除して英語だけにする」という意味で使われることが多いようです。

その考え方の根底にあるのが、

英語のネイティブスピーカーは英語だけで考えているのだから、英語がペラペラになりたければネイティブのアタマの中と同じように英語だけにすべきである

というもの。

一見、正論のようですが、ネイティブ、特に英語しか知らないモノリンガルの英語ネイティブは、努力して英語で考えているのではなく、環境によって自然とそうなっているだけの事ですので、そもそも声を大にして英語脳なんて言う必要はないわけです。

私たちにとっての英語脳と言うのは「英語が自然に聞き取れて自然に話せる脳の働き」の事だと私は思っています。

「え?でもそれって英語ネイティブのアタマの中と同じじゃない?」と思うかもしれませんが、私たち、つまり、ある程度の年齢になって、日本語が確立された後に英語を身につけようとしている私たちにとって、日本語を、今さら、頭の中から消し去ることはできません。なかったことになんかできないんです。それを無かったことにして「英語を英語で考える」とか「頭の中から日本語を排除して英語だけにする」という間違った目標設定が、未だに簡単な日常会話すら話せないだけでなく聞き取りすらままならない、という結果になっているんです。

ですから、私たちにとっての英語脳に欠かせないのが「英語をスムーズに理解し発するための日本語」なのです。これこそが、中学高校の英語の授業で約6,000語を受験のために暗記したのに、その約半分の3,000語程度の日常会話でつまづいている、いわば歪んだ状態を脱するポイントなのです。

では「英語をスムーズに理解し発するための日本語」はどうしたら身に付くのでしょうか。それは「英語を英語の語順のまま日本語で考え」「英語の語順のままの日本語で考えながら英語を発する」ことができるようになる『同時通訳を養成するトレーニングメニュー』が最適です。

私は『同時通訳を養成するトレーニングメニュー』のおかげで、30歳を過ぎて、日本人の家族や友人、日本語だけの職場で普通に生活をしながら、1年ちょっとで日常会話レベルの英語が聞き取れて話せるようになりました。

中学高校の英語の授業で約6,000語を受験のために暗記した私たちは知識はもう十分にあります。受験の時は英語の語順でひっくり返して訳したり、英作をするときには英語を直訳したような、例えば「今、彼は、ちょうど宿題を終えたところです」のような不自然な日本語を使用してきました。だから使える英語が身に付かなかったのです。

今日から英語をスムーズに理解し発するための日本語の使い方を練習しましょう。英語を英語の語順のまま日本語で考え、英語の語順のまま日本語で考えながら英語を発する、同時通訳を養成するトレーニングメニューを活用しましょう。

漫画を使っているので初心者の方にもお取り組み易くなっています。学習ステップはこちらのYouTube動画でご案内しています。

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