『マンガENGLISH』はマンガと英語のフレーズを同時にインプットすることにより、訳さずに英語のまま理解する「英語脳」を育成するプログラム。英語のフレーズと、その意味内容を表すマンガで、ネイティブスピーカーのように自然に英語を身につけることができます。

英語力はあるはずなのに、どうも会話が盛りあがらない

英語で話すとき、注意する点は様々にありますが、けっこう見落とされがちなことが会話の方法が英語と日本語では違うということです。

英語力はあるはずなのに、どうも会話が盛りあがらないという人は特に、この違いを認識すると格段に会話力があがります。もちろん、ケースバイケースではあるものの、知っているのと知っていないのとでは段々と差がでてきますので、あらかじめ確認しておきましょう。

  • 英語ネイティブは同意ではなく意見を求める

日本語の場合、相手が言ったことに対して「そうだよね~」「わかるわかる」といった同意する相槌をよく打ち、逆に同意できないなと感じると、話題を変えたり曖昧に流したりします。それが日本の聞き上手です。ところが、英語でこれをやると、会話が終わってしまいます。

というのも、相手は自分の話したことに対して、”I see.”や”You’re right”とだけ言われることを期待しておらず、その先にあるエピソードを求めているからです。”I see.”のあとに話を続けないと、相手としては「あれっ?」と肩透かしをくらった状態になります。

あの気まずい沈黙の意味はそういうことなのです。相手の話を聞いたら、それに関連して、同意するならばその理由となる自分の経験や意見を話さなくてはなりません。もちろん同意しなくてもよいのです。それならばそれでその理由やエピソードを言えばよいのです。それでこそ会話が成り立つのです。

  • 大切なのは理解を深める意見交換

勘違いしてほしくないのは、同意をしてはいけない。ということではありません。人と人との付き合いの中で、お互いの意見や考えがわからない相手とは信頼関係が築きにくいということ。会話のキャッチボールが成立しにくいことを理解しておきましょう。

「外人は自分の話ばっかりして、人の話を聞かない」という人がいますが、自分の話をしっかりして、自分はこういう人間なんだ。こういう考え方をもっているんだよ。という意思表示がコミュニケーションにおいてはとても大切です。

  • 必要なのは説明力

英語ネイティブは子どものころから「Wordless Picturebook」(文字の無い絵本)を使って、絵を見ながら「いつ、だれが、どこで、何を、なぜ、どんな風にするのか」などを説明できるスキルを身につけています。

英語ネイティブでさえ、訓練をしてあのように話せるようになっているのです。絵本は子ども用なので、おとなの私たちは漫画を使います。文字やセリフの無い漫画ストーリーを使って説明力を身につけましょう。

マンガENGLISH100ご案内