英会話と一口に言っても「あいさつ程度」から「日常会話」や「ビジネス」までレベルも目的も様々です。
もしも、手に入れたい英語力が
「あいさつ程度」から卒業して
辞書に頼らずに自分の言いたいことを伝えることができ、単語の羅列ではなく、英文として口からある程度スムーズに発することができ、電話での会話も相手が十分に理解できるレベル
ということでしたら、この記事がお役に立てるかもしれません。
まず大切なことはトレーニング方法を選ぶことです。
スポーツ選手が優秀なトレーナーを選ぶのと同様に
トレーニング方法を間違えると結果はついてきません。
よくある勘違いが「いきなり英会話」
「英語で会話ができないのは経験が足りないからだ」と思いこんでいませんか?もちろん人と話すことは大切です。むしろ人と対話の経験が無ければ「会話」はできるようになりません。とはいえ、それが最優先事項なのでしょうか。
「いきなり英会話」から始めるやり方は、スポーツで例えるなら、いきなり練習試合に出るようなものだから、です。
ある程度トレーニングを積んでからでないと、いくら練習試合とはいえ、上手くいくはずがありません。
そしてそのトレーニングは繰り返しになりますが正しいやり方でなければ効果は出ません。
いままでの受験目的や資格試験対策での英語学習では、自由に英語を話せるようにならなかったのはもちろんのこと、聞き取りでさえ、相手が英語ネイティブの場合は、いまだに聞き取れないことがあるというのは、やはり、やり方が間違っていたと思わざるを得ません。
そこで、これからご紹介する方法は確実に聞き取れて話せるようになる方法です。同時通訳の養成でもよく知られた方法ですので、安心してください。
皆さんの中には通訳と聞いて、ちょっとハードルが高いのでは?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
たとえばプロのスポーツ選手の普段のトレーニング方法は意外と基本的なもので構成されているのと同じように
これからご紹介する方法も、きわめて基本的なことで、一言でまとめると、「ネイティブの英語を聞いて、まねる」たったこれだけのことなんですね。
それでは、さっそく学習メニューをご紹介します。
1)シャドーイング
2)リピート&リプロダクション
3)音読
4)ひとり英語トーク
5)オンライン英会話
英語の音を聞きながらすぐに口元で再現する練習法をシャドーイングと言います。シャドー、つまり影のように英語の音にそのままついていくだけの簡単な学習法ですが、訳さずに英語のまま英語の音が残るようになる、とても有効な学習法です。
英文テキストを見ない状態で、聞こえてきた英語の音をリピートして再現する方法をリプロダクションといいます。
シャドーイングとの違いは音を止めずに続けるのがシャドーイングで、リプロダクションは、流れてくる英語の音声を聞いて、音声を停止させ、自分の口から聞いた英文を再現する学習法です。
完全に文を覚えてなくても構いません。むしろ無味乾燥な英語を、単語にばかり集中して一言一句覚えるというのは、良いやり方ではありません。
英文を聞いて、それが頭のなかで「イメージ」になり、再び言語化されて口から出てくれば、理想的なリプロダクションです。
一言一句は覚えられなくとも、英文のリズムとキーワードが頭に残っているはずです。そのため、イメージを正確に頭で描くことができれば、ほぼ正確な英文をアウトプットすることができるようになります。
英文をイメージ化するためには、英文だけに頼るのは逆効果です。
英語をイメージ化しやすいように漫画を使います。
この活動を通して英語の音が残りやすくなり、その音を自分の口で再現できるようになれば、あとは実践あるのみです。オンライン英会話などで英語ネイティブと実際に会話を重ねて慣れることで、いつでも英語が自由に話せるようになるのです。
これからもいっしょにがんばりましょう♪
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