映画「君の名は」の主題歌はサビが印象的で一度耳にしただけで印象に残りますね。
この映画の大ヒットを受けて主題歌の「前前前世」の英語版を野田さん自身が英語で書き起こして明日リリースするそうですが渡辺レベッカさんというバイリンガルのシンガーが英語で歌って話題になっています。
原作の日本語の意味はそのままにナチュラルできれいな英語で歌声もすてきですね。
以前に村上春樹さんの小説の英語訳を読んだ時はやはり言葉というのはそれぞれに固有の意味があるため訳すことは難しいのだと実感し、また「上を向いて歩こう」の英語版 “Sukiyaki” には日本語の歌詞の内容は全く反映されていませんでしたので、結局、言葉ってそれぞれ別ものだよね、と思っていたのですが
今回のレベッカさんの英語の歌詞は日本語の意味をちゃんと踏まえて、もはや訳と言う次元ではなく「英語は英語」の世界観が心地いいです。
二言語を同じように操るバイリンガルは一つの言葉だけで生きるモノリンガルが
使っていない脳の働きをしています。
日本語だけで生活していた時には気づかなかった世界が広がるんですね。
一つの言葉を中心に考えていた時には見えなかったものが見えてくる。
想像しただけでワクワクしてきます。
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