世界中に熱烈なファンがいる「アップル」
アップルは「引き算」を使って、iPhoneという革命的な商品を作り出しました。携帯電話からキーボードを引いて、iPhoneを作り出しました。
私はガラ携帯も仕事で使っていますが、ボタンを使いこなせていません。ある人たちにとっては「あったら良いな」と思えるボタンを追加していった結果、普通の人は、ほとんど使わないボタンも増えてしまいました。私などにはもう何がなんだかわからない状態です。
一般的なビジネスでは足し算によって付加価値を生み出そうとします。
アップルは「引き算」を使って、いらないものを徹底的に削り、本当に重要なものだけを磨いた結果が「キーボード」を引くという戦略になり、爆発的なヒット商品になったのです。
そんなアップルに刺激を受けて、長い間、英語教材の常識だった「英文テキスト」と「日本語訳」を引いて、「英語の音」と「その場面を表すイラスト」だけを磨いた結果、英会話のときに本当に必要な「音で何とかしようとする働き」を育てるという発想に至りました。
単語を増やしたり、中学の文法を復習したり、会話集を買ってきて暗記したり・・・と、学習内容を「足し算」する学習法は受験英語では必要だったかもしれません。でも大人になった今、いらないものを徹底的に削り、本当に重要なものだけを磨く「引き算」学習法に切り替えることで、私たちにとって一番大切な「時間」を、人生を楽しむために使いましょう。
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