『マンガENGLISH』はマンガと英語のフレーズを同時にインプットすることにより、訳さずに英語のまま理解する「英語脳」を育成するプログラム。英語のフレーズと、その意味内容を表すマンガで、ネイティブスピーカーのように自然に英語を身につけることができます。

英語の発音を音声認識アプリで自分でチェックする

YouTubeにレッスン動画をアップしました。

英語の発音を音声認識アプリで
自分でチェックする方法を紹介しています。

英語ネイティブの話を聞いていると、みんなが早口で話しているように感じてしまう事ありませんか?馴染みのない音だから、というのも確かにあります。けれどもそれ以上に、学生時代に少なからず英語の知識を得た私たち日本人の頭の中には、文字の意識があるから、音を聞きながら一つ一つ頭の中で単語を読もうとしちゃうと、もう到底追いつかないわけなんですね。そこをやっぱりいちど切り替えないとダメなんだと思います。

マンガEnglishをお家でやられている時に、あっ、なんか今のところだったら、2・3回繰り返せば、もうちょっと言えるようになりそうっていう時に、部分的に繰り返すというのをしないでいただきたいんです。初心者のうちは。部分的に繰り返すっていう事をしてしまうと、どうしてもそこを文字として認識し、訳として理解しようという回路にたちまち入ってしまうので、もうなんか全然わかんないんだけど、と思いながらこのまま流していくことが大切なんですね。

子供の頃、お父さんやお母さんがずーっと話してる中で、全部はもちろん分からないわけですけれども、その中のいくつか子供にわかる音から取り込んでいくという経験ですね。わかるっていうのは、生活体験と結びついた時に、実感を持った音として認識できるというもので、スルッと入ってきた音から取り込むっていう回路を体験しているわけです。

この子供の頃の回路を英語でも育んでいくための一番大事な時期が、今実践していただいてる練習な訳ですけれども、その際に、あっ今のとこもうちょっと何回か聞きたいなっていうような学習法をしてしまうと、何回か聞けばわかる、すなわち何回か聞かないと、一回だとわからないという状態ができあがるわけです。

100タイトルそれぞれのストーリーは、わざと一連の一続きの談話、流れ、話しの繋がりにしてあるので、それをもうざあっとさらうようにインプットしていただきたいんです。そのやり方って、最初はつらいと思うんですね、わかりたいとか、わかんないでずっと声出してる自分がつらいっていう認識にたってると、どうしてもつらくなってくる。練習の活動自体が、つらくなってくると思うんですけど、そこをちょっと切り替えていただいて、むしろこれくらいの分量に慣れていけば、英語ネイティブと話してる時や、洋画を見ている時に、ワーっと話しされても、その中ですっと入ってくる音を紡いで、自分から発信するっていう事ができるようになっていきますのでね。

一つのストーリーを判りやすく短く区切って、繰り返し話すっていう英会話スクールだったらやってくれちゃいそうな学習法を、しないようにする。せっかくどんどん流れてくるテープなのに、もったいないんです。もうサラッとインプットしてあげて、これが、逆に次、今のはわかんなかったけど、次でわかるかもっていう風に、先送りする癖をつける。ん、今よくわからなかったけど、次の場面で掴もうって思えるようになったら、もう本当にね大きな一歩ですので、まずはそこを目標にやってみてくださいね。

ゆっくり話してもらえれば分かるのに・・・っていうのはやっぱり実践的とは言えませんので。英語には英語の独特のリズムがあって、日本語のリズムとはそれが全く違うわけなんです。同じリズムで受け取ろうとしないで、英語のリズムを最初から刻んでしまう。そのためにも、ナチュラルスピードでの練習は欠かせないんですね。

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