『マンガENGLISH』はマンガと英語のフレーズを同時にインプットすることにより、訳さずに英語のまま理解する「英語脳」を育成するプログラム。英語のフレーズと、その意味内容を表すマンガで、ネイティブスピーカーのように自然に英語を身につけることができます。

3分の1・・・こちらの問いかけに対し期待通りの応答が返ってきた確率

「ビジネスの現場で
とっさの返事を英語で行えるようにするためのビデオ講座」

を作成することになったのですが

ビデオの制作にあたり

ビジネスの現場で
とっさの一言が言えずに困った経験を
ヒアリングさせていただきたいと思い

きのうの夕方に

とある公募サイトを利用して
インタビューさせてくれる人を募集しました。

「ビジネス英会話で困っている事を教えてください」
というタイトルで

本文には

「ビジネスの現場でとっさの返事を英語で行えるようにするためのビデオ講座を作成することになり、ビジネスで英語を使う機会がある方に、とっさの返事を英語でしようとして失敗した経験や、ビジネス英会話対策での課題や悩みについて聞かせてください。」

と書いて募集をかけたところ

3名の募集定員に対して
今朝起きてみたら15名からの応募があったのですが

届いたメールを見て驚きました。

質問の意味を正しくとらえていた人は5人でした。

中には、たぶんタイトルを

「ビジネス英会話で困っている事を教えてください」ではなく
「ビジネス英会話を教えてください」と
読み間違えたとしか思えないようなコメントもあり

思わず苦笑してしまいました。

最も多かった勘違いが
「英語学習で苦労して、うまくいったことを話したい」というもの。

私が聞きたかったのはタイトル通り
「ビジネス英会話で困っている事」でしたので

う~ん、残念、という感じ。

もちろん私の書き方が
ある人にとっては、わかりにくかった
という事もあると思います。

あるいは

私のメッセージの意味はわかったが
自分のしたいこと、できることを書いた
という人もいるでしょう。

3分の1

こちらの問いかけに対して
期待通りの応答が返ってきた確率です。

日本語同士で
しかも(カジュアルなやり取りとは違い)
金銭の授受が絡むビジネス文書でさえ
こんなもんなんですよね。

残りの10名の方たちは
全く落ち込んではいないと思います。

相手の(この場合は私)の説明がわかりにくかった
自分には合わなかった、と思うだけだと思います。

それでいいのです。

英語の時にも日本語の時と同じように

相手が何を言おうとしているか、よりも
自分が何を言いたいか、を大事にすると
ストレスはグンと減るんですよね。

そのためには

英語が話せるようになりたければ

普段の英語学習でも
リスニングやリーディングよりも
スピーキングやライティングなどの
アウトプットに比重を置くことで

「ちゃんと聞き取れるか」よりも
「自分が言いたいことが言えているか」に注力する時間を
とるようにしましょう。

「自分が言いたいこと」を英語で言えるようにするためには
誰かに与えられた日本語を訳す学習を止めて

自分で元の日本語から考えるようにしましょう。

私たちには漫画がありますから
漫画イラストを見ながら

とは言っても
いくら漫画があっても

いきなり英語で話すことは
ネイティブだってしませんので

まずは100時間くらい
100タイトルを

見て、聞いて、まねる
という

英語ネイティブの子ども時代を経験できます。

でもマンガENGLISHを使ったからといって

ただマンガENGLISHのフレーズを覚えよう
という受身の感覚のままでは

話せるようになりません。

100タイトルのストーリーを通して
30,000以上のフレーズを

まず一通り体の中に通したら

そのあとは
漫画イラストを見ながら

誰がいて
何をしているのか
自分ならどうするか

などを考えながら
英語にして声に出すことで

英語を話すときに必要な
「主語と動詞の時制を自分で決める」
という経験

これをしないと
いつまでたっても
自分の言葉で話せるようにはなりません。

受験英語の英作文では
“彼はちょうど宿題を終えたところです”
のような

日本語の命題が与えられていました。
主語も動詞の時制も決まってしまっている。

英会話ラジオやスクール
フレーズの聞き流し教材などは

フレーズの暗記ですから

主語も動詞の時制も
自分で決めた経験がほとんどないんですね。

これこそが
いざ英語を話そう
と思った時の障害なのです。

ネイティブでさえ
文字のない絵本を使って
話す練習をする理由がそこにあります。

でも主語はたったの7種類
動詞の時制は12種類

これを組み合わせるだけのことなのに

やったことがないので
できないだけなんですね。

逆を言えば
やれば誰でもできることなんですね。

自分で主語も動詞の時制も決められる
自由英作文は

本当にクリエイティブで楽しい活動です。

こんな楽しいことを
なぜしないのか
不思議なくらいです。

脳は創造することが大好きなんです。

創造する喜びを知ると
脳はもっと進化して
さらに成長しようとします。

だから話す練習をしたほうが
リスニング力もリーディング力も
伸びるのです。

これからもいっしょにがんばりましょう♪

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