英語の学習をしていると、バスや電車、カフェなどで
英語で話しているのが聞こえてくるとついつい
聞き耳を立ててしまうなんてことありませんか?
何を話しているんだろう?ということ以上に
自分がどのくらい英語が聞き取れるのか
ついつい確認してしまうみたいな感覚で。
実際に内容が分かったりなんかすると
ちょっと嬉しくなったり
逆に全然聞き取れなくて落ち込んでしまったり…。
マンガENGLISHの学習で
まず最初の課題となってくるのは
英語学習に対する意識をいかに変えていくかと
いうところにあります。
日本語の訳といっしょにフレーズを暗記して…
という回路から脱却するためにも、
できるだけ早い段階で、
出来るだけ多くのいろんなストーリーを通して
見たり聞いたりしたことのある音や場面を
引っ張り出してくる回路を、イメージしていく。
その練習を積み重ねていくことによって、
英語の捉え方が少しずつ変わっていくと思います。
100タイトルのストーリに繰り返し触れていくことで
自分の中の英語の音が徐々に
実用的なものに変わっていく。
本当にそこが回転しだすと
すごくいろんなことが相乗効果になって
電車やバスの中で聞こえてくる外国人の会話も
すごくいい英会話レッスンの教材になってくれますのでね。
聞こえてきた英語が
これまでは英単語の意味やスペルとなって
頭に入ってきていたものが
ストレスなく聞き取れるし
なにより場面が浮かぶので
なるほど、そういう言い方するんだね
っていう感じの気づきに繋がります。
これはまさしく幼少期に
私たちが回りの大人たちの言葉を真似して
どんどん表現を増やしていったあの感覚なんですね。
それが、日常生活でも起きるようになってくると、
すごく効率がいいので、
そういう意味で
英語を直感的にとらえる、場面として理解する捉え方を
普段の学習から習慣づけていってほしいと思います。
この感覚が身につくと、
普段の生活の中で偶然出会う生の英会話以外でも
洋画であったり、YouTubeなどで
視聴できる英語の生教材などを見る際も、
構えることなく自然と英語が頭に入ってくるようになります。
聞くべきポイントを自然と抑えることができるようになり、
一部を聞き逃したとしても不安ではなくなるんですね。
文章の頭から、会話の始まりから最後まで
全てを正しく聞き取るなんていう聞き方は
ネイティブだってしていません。
様々なストーリーから、
自分が感情移入できる場面を拾っていくことを通して
この直感的に英語をとらえる感覚を養うことが
英語脳の育成へと繋がるんですね。