「映画の見どころは?」もったいない英語

海外で英語ネイティブとの会話に格闘しながら
マンガENGLISHを活用されている方が
増えていらっしゃいますので

今日のテーマは
「ネイティブ英語と日本人英語の違い」です。

一般の方をターゲットにしてしまうと
いろいろと問題があるので

たまたまYouTubeで見つけた有名人の「日本人英語」で
みなさんとディスカッションしたいと思います。

石田純一さんの娘、すみれさんをご存知でしょうか。

7歳から22歳までハワイ~アメリカの学校で
優秀な成績で過ごしたバイリンガルということで
知られていますので

皆さんの中には
「え?、すみれさんはネイティブ英語でしょ!」
と思われた方も多いと思います。

もちろん次元は全然違うかもしれませんが

私たちと同様
英語ネイティブとの会話に戸惑いながら
英語を使っている方とお見受けしました。

これからご覧いただくYouTube動画
「すみれ、キャストに見どころ質問!米ドラマ「GOTHAM/ゴッサム」キャスト来日会見」

この動画の中で、すみれさんは
米ドラマ「GOTHAM/ゴッサム」のキャストに

「この映画の見どころは?」を英語で質問しています。

その動画を見る前に、あなたに質問です。

「この映画の見どころは?」を
英語ペラペラのすみれさんは
英語で何と言っていると思いますか。

・・・

とっさには浮かばないかと思いますので
ちょっと質問を変えてみます。

「この映画の見どころは?」を
英語ペラペラのすみれさんは

英単語いくつで表現していると思いますか?

50語以上?
10~50語?
5~10語?

5秒で考えてみてください。





いかがですか?

「この映画の見どころは?」を
すみれさんは、英語で
こんな風に話しています。

この動画の「4:30」あたりから注目して
単語数を数えながら見てください。

英単語いくつくらいでしたか?
わかりやすいように書き出してみました。

So this is the question for all of you, first of all, what’s … I mean I really know it’s an amazing show I already know and everybody knows; but what do you think? … is the best part of the show or what we should be looking for the show to be enjoyed any more…

なんと50語を軽く超えていますね。

なぜ、すみれさんは、こんなにたくさんの言葉で
「この映画の見どころは?」を説明しなければ
ならなかったのでしょうか?

もちろん「この映画の見どころは?」の日本語に
ズバリ当たる英語はありません。

なぜなら日本語の「この映画の見どころは?」には
英語の主語も動詞もないからです。

その主語と動詞を模索して
前置きが長くなったのでしょう。

だってすみれさんの質問の前半部分は
So this is the question for all of you, first of all, what’s … I mean I really know it’s an amazing show I already know and everybody knows; but
(この質問はお二人ともにお聞きします。最初に、つまり、私は本当にこのショーがどんなにすばらしいかを知っていて、もちろん、誰でもそう思うわけで、でも・・・)

「この映画の見どころは?」とは
直接関係ない話ですから。

そのあとでようやく
What do you think the best part of the show?
(あなたたちはこのショーの一番いいところは何だと思いますか)

「この映画の見どころは?」にあたりそうな表現が
出てくるわけなのですが

このすみれさんが思いついた
「この映画の見どころは?」になりそうな英語
“What do you think … ?” は

ネイティブにとっては
(オレに訊く前に)「そもそも君はどう思ってるの?」って。

すみれさんも何度かやり返されたことのある
苦い経験のある表現なんですね、たぶん。

私もさんざん経験しましたので、わかります。。。

だからその前に
“I really know it’s an amazing show I already know and everybody knows…”
(私は本当にこのショーがどんなにすばらしいかを知っていて、もちろん、誰でもそう思うわけで)
なんて言っちゃったんですね。

それなのに・・・

これだけ言葉を重ねたのに
そのあとに帰ってきた彼らのコメントは
映画の見どころのアピールにはなっていなかった。

この場合、すみれさんはゲストだから
全然いいんですけれど

もしこれがインタビュアーだったら大失敗です。

だからプロのインタビュアーたちは
事前にその作品のことを調べて
具体的な質問をするんですね。

私たちはプロのインタビュアーではないので
プロの通訳レベルの質問は
必要ないしチャンスもないと思いますが

そもそも英語には「この映画の見どころは?」的な
一般的な聞き方ってないのでしょうか?

って気になる方もいると思いますので
それを考えて本日の締めとしたいと思います。

もちろん、いくらでもあるでしょう。

と言うのも「この映画の見どころは?」
このままでは英語にならないんです。

主語と動詞を決めないと英文になりませんから・・・

だからネイティブ100人に聴いたら
100人違う表現になると思います。

みなさんも考えてみませんか?

私も考えてみました。。。

What is a proper introduction on the work other than just saying like “Go see the movie?”
「とにかくみてごらんよ」と言う以外に、この作品を紹介する良い言い方って、何かありますか?)

みなさんも考えてみてください。

そして何か思いついたら、ぜひ

マンガENGLISH100ユーザー様専用
サポート掲示板に書き込んでみてください。

マンガENGLISH100サポート掲示板

私たちが日常的に使う日本語のフレーズは

そのほとんどが
英語で言うところの主語や動詞がないものです。

それをあれこれ考える頭の体操を
ことあるごとにしていると

いざというときに
応用というか機転が利くようになるんですね。

英語圏に住んでいる方は
毎日がサバイバルで
とにかくネイティブ英語を聞いて覚えよう

と必死だとは思いますが

ある程度の年齢から後付けで英語を習った私たちが
英語を話すときの思考の整理は日本語になりますので

頭の中に浮かぶ日本語と折り合いながら
自然な英語を発することが必須ですので

普段から時々ふと頭の中に浮かんだ
自然な日本語のフレーズを

ことあるごとに

ネイティブにもわかりやすい英語でいうとしたら
主語は何にしようかな?動詞は何にしようかしら?
などと考えることが趣味のようになるまで

頭の体操を繰り返してみてください。

ただその時に
自分の中にある程度

英語らしい音の並び
いわゆる英語ネイティブの音の蓄積がないと

辞書を引くか翻訳機能を使うことしかできないままで

そうすると、たとえば「この映画の見どころは?」を
英語で言おうとしたときに

辞書で「見どころ」と調べると “highlight”(ハイライト)
とありますので、それを暗記していても

会話では失笑を買うだけ、なーんて、もったいないです。

単語を暗記して文法的に組み上げて話す、という
今までの学習法から早く自由になって

まずは英語らしい音の並びを
脳に経験させてあげてください。

実は今まで私たちが触れてきた
英語のテキストは

中学・高校の英語の教科書や
ラジオ・テレビの英会話テキストや
本屋さんで販売されているフレーズ集など

そのほとんどが

日本語のセリフを英語に訳したもの

つまり

日本語の発想で書かれた英文にばかり
触れてきたので

「自然な英語の並び」をほとんど
知らなかったんですね。

マンガENGLISHは

英語ネイティブによって書き起こされた
100%ネイティブ英語です。

その英語のストーリーを
英語のまま訳さずに
プロの漫画家が漫画ストーリーにしました。

ナレーションも全員
英語ネイティブによる録音です。

どうぞ安心して
英語の海に浸ってください。

今までの英語教材では経験できなかった

ネイティブ英語を英語のまま
英文テキストも日本語の訳がなくても
ダイレクトに脳に届く経験を

ぜひあなた自身の脳で体験してください。

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