私たちは日本語で、決して単語や文法を意識的に習うことなく自然に身についた理由は、周りに飛び交っている連続する音の中から、音で単語を切り出して意味付けをしたり共通する文法をパターン化したりして、自分なりの仮説に基づいて使ってみては検証し、間違いに気づけば修正しながら、その言語に特有の秩序―いわゆる語彙と文法を必要なだけ獲得してきたからなんですね。
いわゆるトップダウン処理をしてきました。
ところが英語では単語や文法から習ってきました。単語や文法といった部品を組み上げて全体を作るボトムアップ方式で、自然な言語の習得とは真逆のアプローチです。
英語を本当に身につけたければ、自然な言語の習得と同様に、飛び交っている連続音の中から、音で単語を切り出して意味付けをし、さらに共通する文法をパターン化して、自分なりの仮説に基づいて使ってみては検証し、間違いに気づいて修正しながら、語彙と文法を必要なだけ獲得することさえできれば、ネイティブスピーカーと同じように自由にその言語を使うことができます。
ただし第一言語の場合は生活空間の中であえて言葉を選べば強制的にその言語に触れざるを得ないわけで、その必然性がそのまま言葉が必ず身につく保証にもなっているわけです。
さらに乳幼児期から振れている言語であれば感覚期(3歳くらいまで)と呼ばれている文字通り感覚的に言語を習得できる時期に当たるため、本人の努力や能力にかかわらず誰でも日常会話レベルの言葉は身につくのです。
ところが外国語の場合、生活上の必然性がない場合も多く、たとえ生活上の必然性はあっても、自然に言語を習得するための最重要素である感覚期を過ぎているため、自然に習得することは容易ではありません。
でも決してできないことではありません。
こちらのYouTube動画でご案内しています。
これからもいっしょにがんばりましょう♪
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