『マンガENGLISH』はマンガと英語のフレーズを同時にインプットすることにより、訳さずに英語のまま理解する「英語脳」を育成するプログラム。英語のフレーズと、その意味内容を表すマンガで、ネイティブスピーカーのように自然に英語を身につけることができます。

酔った時の英語がペラペラな理由

男の本音は酔った時に聞け!
なんていう言葉もありますが

英語もお酒を飲んで
ほろ酔い気分の時の方が

意外と滑らかに言葉が出た、なんて
そんな経験ありませんか?

マンガENGLISHで
実践している学習法は

場面の中で何となく音を取り込みながら
体のなかに通していくような活動を通して

いつか英語を話すときに
自分のなかにある英語の音のなかから

その場面にあった音を探す習慣を
つけていくというもので

日本語でやっていることと同じ
日常会話のときにしている話し方なんですね。

それが例えばビジネスなどで
非日常的なことを話すときは

日本語でも別なストラテジーで
話していきますけれども

通常の自然な会話の場合
そのときそのとき思いつきで
言葉を言ったりするわけです。

だからあとで

「ごめんねちょっといいすぎた」とか
「ちょっと言葉が足りなかったかも」

なんていうことが起きるわけですね。

それは非常に自然であるにもかかわらず

英語という外国語で

事前にきちっと準備をして、まったく素都のない
あるいはほとんど誤解のないように話す

というのは

母国語でさえしていないことを
英語でするということになりますので

至って不自然なわけです。

むしろその場その場で気持ちが高まって
言いたくなった音をポロンと出す

といった感じの話し方が理想となるわけです。

以前、留学経験のある方が
お話しくださった体験談なんですけれど

留学先で一生懸命準備して話していたときは
なかなか通じなくて、評価してもらえなかったのに

一度、先生の言動に腹が立ったことがあって

それで思わず怒りを英語でぶつけたら
先生にほめられたんですって。

今までで一番いい英語だったよって。

そのときは先生の本音が
分からなかったようなんですけれど

マンガENGLISHでの学習を通して

すっと降りてきた音を口に出すことが
自然だって実感されたって。

本当にそうですね。

準備をしないで
すっとおりてきた音を発するのって

例えば

酔っぱらったときの方が
英語を話せるっていう例もありますね。

その話って意外と的を得ていて

素面(しらふ)のときは

今までの学習習慣から

日本語から単語を引っぱりだしてきて
文法的に一生懸命構築して話す

という話し方をしてしまうんだけれども

いざ酔っぱらっちゃったり、頭に来たり
すごく感動したりして

そういうのがブッ飛んでしまったときだと

その場で落ちてきた音を
バーンとぶつけちゃうので

かえって気持ちが伝わったりする
ということはあるんですね。

とは言っても、いつも怒ったり
お酒を飲んだりするわけにはいかなし

そうじゃない平常心の時にこそ
普通に起きるようにしていくのが

このマンガENGLISHでの練習のポイントで

それは普段から

英語の音をインプットするときに

英文テキストの文字とか
日本語の訳とかを絡めずに

すとんと、まずは音を取り込んで
そして声に出すということを

なるべく違和感なく繰り返して
重ねていく練習になりますね。

この感覚で英文も経験していきます。

文字の並びはさーっと流すというか

絵本の読み聞かせのときに
私たちが第一言語、日本語で経験した

いちいちとどまって見ないような
眼の動きを経験させてあげるんですね。

すこしでも文字を見だすと

どうしても

意味を考えたり文法的な解釈をするような
習慣が根強いので

あくまでさらっと流すように。

「正しい英語を話さなくちゃ!」という意識って

自分で意図していなくても
意外と頑固に発揮されるんですね。

それが、瞬発的な怒りであったり
お酒の力であったり

ちょっとした助けを借りると
きれいに取り除かれて

自然体の英語が出るわけです。

もちろん

自分の中に自然な英語の音が
ちゃんと存在していること

が前提になります。

だから最初のリスニングから

絵を見て場面を感じながら

英語の音を

英文テキストや日本語の訳が無くても

英語の音のまま
脳にインプットする練習。

さらに話す練習をするときにも

いままでのように日本語による命題を
英語に訳すような練習ではなく

あるいは英会話のフレーズ本を暗記して
それをただまねる練習ではなく

絵を見て

思いつく英語の音を出す練習が
とても有効なんですね。

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