『マンガENGLISH』はマンガと英語のフレーズを同時にインプットすることにより、訳さずに英語のまま理解する「英語脳」を育成するプログラム。英語のフレーズと、その意味内容を表すマンガで、ネイティブスピーカーのように自然に英語を身につけることができます。

英語を「聞き取り」「話す」「記憶する」

初めまして、いつもお世話になっております。マンガENGLISH100タイトル購入後、見て聞いてまねてを何とか続けているのですが、映像を音なしで見て、浮かんだ英語の音を声に出してみるという点が上手くできず何も言えずに固まってしまいます。1つの場面で単語1つでてくるかでてこないかのレベルです。この段階での進め方や何か漫画イングリッシュを使った良い方法はありませんでしょうか??ご教授宜しくお願いします。
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おすすめの学習法はズバリ
「リプロダクション」です。

こちらのYouTube動画でもご案内しています。

「聞き取り」「話す」「記憶する」は

英語を身につけたい方なら
手に入れたいスキルですよね。

これが3つとも手に入る方法があるんです。

リプロダクションという学習法です。

「英語のリプロダクション(reproduction)」とは

聞いた英文をそのまま自分の口で
リプロダクション(復元・再現)する学習法です。

リプロダクションと呼ばれるこの学習法は

通訳のトレーニング法としては
知られていましたが
非常に効果的ということで

最近では

初級者の方向けの本も出版されるなど
新たなブームになっている学習法なんです。

聞いた英文をそのまま
口元で再現するといえば
シャドーイングが思いつくかと思いますので

シャドーイングとの違いから確認しておきましょう。

シャドーイングは、
音声を聞きながらすぐ声に出す
英語の音に“影”のように離れずについていく
学習法です。

ネイティブの発音や
聞き取りの力が身に付くトレーニング法として
一般的に知られるようになりました。

それに対してリプロダクションは
英文を一通り聞き終えてから
声に出すトレーニング法です。

文章の構成などを意識することなく
聞いた音をそのまま口に出すシャドーイングとは違って

耳で聞いた英文を一度リテンション(retention:記憶)してから
声に出すので

「聞き取る」「記憶する」「話す」
の3つのスキルを同時に高められる
効率の良い学習法なんです。

やり方は簡単です。
英語の音を聞いて、まねる、だけ。

1)音声を再生する。

まずフレーズごとの音声を用意してください。

フレーズごとの音声はあらかじめ
意味のまとまりごとに区切れているので
使いやすく効果的です。

フレーズごとの音声を購入できない方は
Movieを使っても構いませんが
その場合は長さはご自身で調整してください。

5~10秒程度で再生し、一時停止させます。

あまり短過ぎても練習になりませんし
長過ぎてもリプロダクションできなくなってしまいます。

2)全く同じように英文を再現する

そして、音声を停止した後、
すぐに自分の口から再現してください。

完全に文を覚えてなくても構いません。

むしろ完璧に無味乾燥な英語を
単語にばかり集中して一言一句覚えるというのは
あまりうまいやり方ではありません。

一旦英文を聞いて、それが頭のなかで「イメージ」になり
それが再び言語化されて口から出てくれば
それは理想的なリプロダクションです。

一言一句は覚えられなくとも
英文のリズムとキーワードが頭に残っているはずです。

そのため
イメージを正確に頭で描くことができれば

ほぼ正確な英文を
アウトプットすることができるようになります。

そして慣れてきたら
ムービーのナチュラルスピードの音声を使って
英文を一文まるまる使って
リプロダクションしてみましょう。

英語の音を聞いてまねるだけの
リプロダクションは

学習ステップは非常にシンプルなのですが
やってみるとお分かりかと思いますが
なかなかすんなりとはいきません。

そんなときは

英文テキストを読んでください。

そもそも正確な英文の解釈がないと
英文を保持することもできなければ
再構成することもできません。

英文は主語と動詞で成っています。

これがつかめないと
リプロダクションはとても辛いと思います。

まずは英文テキストを読みながら
英文一文につき必ず一つだけある本動詞を探してください。

本動詞が見つかったら
その主語を探してみてください。

主語と動詞がスラスラと捉えられれば
リプロダクションはもちろん

パターン認識力が身につくので
応用が効くようになり

パターン認識力が身についてしまえば
それこそがネイティブの文法力ですので

聞き取りもグンと伸びるし
英語を話す力も身に付きます。

英文を正確に読解できることが
リプロダクションの出発点になります。

まずは英文テキストを読むときに
主語と動詞を意識してみてください。

もしかしたら
それでもまだリプロダクションが難しいと感じるかもしれません。

もしそう感じるなら

1回音声を再生したのに対して
納得がいくまでリプロダクションを繰り返してみてください。

そうすれば
1回目より2回目
2回目より3回目と

段々とりプロダクションが上手になっていく自分に気がつくはずです。

そしてまた
英文テキストを
本動詞と主語を意識しながら音読する。

日本語には英語の主語や動詞に当たるものがないため
英語でなかなか実感が持てないんですね。

英文には主語と動詞があります。

主語は時々省略されますが
動詞は必ずあります。

英文テキストを読みながら
まずは英文一文につき必ず
一つだけある本動詞を探してください。

本動詞が見つかったら
その主語を探してみてください。

毎回、真っさらな気持ちで
主語と動詞を捉えようとしてみることで

英文を読むときに

本動詞と主語が
ある種
無意識に捉えられるようになると

これこそが
ネイティブの文法力の基本になるので

リスニングとスピーキングの力が
グーンと伸びるのです。

まずは

漫画イラストで場面を感じながら
英語の音を聞くという体験

1つのタイトルあたり
2~3分程度で
全部で100タイトルですが
5時間程度で経験できますので

次の5時間で軽くシャドーイング。

そうしたら

フレーズごとに区切って編集した音声を使って
リプロダクションをしてみましょう。

マンガENGLISH100ご案内