『マンガENGLISH』はマンガと英語のフレーズを同時にインプットすることにより、訳さずに英語のまま理解する「英語脳」を育成するプログラム。英語のフレーズと、その意味内容を表すマンガで、ネイティブスピーカーのように自然に英語を身につけることができます。

留学しても英語が話せるようになるとは限らない

英語の習得法と一口に言ってもいろいろありますが、多くの人が選ぶのは「英語漬け」。つまり英語だけで過ごす時間をできるだけ多くとることで、英語ネイティブの赤ちゃんのように英語を身につけようとする方法です。これは言葉の習得というのは環境によって自然に起こるものだからです。

ですから英語を身につける最もシンプルで確実な方法は、英語圏に移り住んで英語を話す人たちの中で暮らすことだというのは、誰でも共感できるでしょう。今まで日本語で生きてきた年数を、英語で生活する年数の方が超えれば、誰でも英語が話せるようになるわけです。

例えば今30歳なら、英語圏に移り住んで、英語を話す人と一緒に暮らして、今まで生きてきた年数、つまり30年たった60歳の時には、確実に英語をペラペラと話せるようになっているでしょう。

これは海外生活体験者の方が、当時は英語をペラペラと話していたのに、日本に帰国してしばらく経つと英語を忘れてしまう、というのも、ごく自然なこととして説明がつきます。つまり英語漬けの生活から日本語中心の生活へと環境が変化したことで、脳もその変化に順応した、ということにすぎません。

そう考えると、英語を習得することだけを目的とした留学は、結局のところ、その目標を手に入れることは難しいといえます。その理由は「帰国後にはほとんど忘れてしまう」という多くの事例からも明らかです。もちろん留学の目的は語学だけではないことは十分に承知しています。現地の文化や人々に直接触れることができるメリット、これは大きいと思います。

私は「留学が無駄」といいたいのではありません。私がお伝えしたいのは語学の習得を目的とした留学は「一時的な効果しかない」ことは、多くの事例から明らかですよね、ということ。

「留学しても英語が話せるようになるとは限らない」という現実の中で、ましてや、英語圏に住む予定も英語を話す人と暮らす予定もなく、普通に日本で生活をしながら、日常会話レベルの英語を身につけたいと願う人もいます。私もその一人でした。

最初は私も「英語漬け」になろうとしました。1000時間を目標にしたリスニング教材を一年間受講してがんばったりもしました。しかし、さっぱり効果が得られませんでしたが、

英語難民にならずに済んだのは、そもそも日本で普通に生活をしながら「英語漬け」で英語を身につけること自体に無理がある、という事に気が付いたことがラッキーでした。

その時に出会ったトレーニング法というのが「同時通訳を養成するトレーニング法」を「日常会話レベルで行う」というものでした。

そのトレーニング法にピンと来た理由というのが、当時30歳だった私は日本で普通に生活をしていましたので、その時点で英語圏に移り住んで、英語を話す人と一緒に暮らすという未来予想図が全く描けなかった、ということ、仮に当時の生活すべてをリセットして、そのような行動に出たとしても、英語漬けで英語がペラペラになるのは理論上、当時30歳の私にとっては、そこから30年後の60歳になるわけです。あまりにも先が長すぎると感じました。

同時通訳を養成するトレーニング法を日常会話レベルやってみよう、と思った理由がもう一つありました。

同時通訳を養成するトレーニング法は、当時からすでに実績があり、成功者が多数出ていたからです。

同時通訳というのはご存知の通り、瞬時に英語を日本語に訳せて、瞬時に日本語を英語に訳せるスキルですよね。このスキルが手に入れば、洋画を字幕なしで、あるいは洋書を原書のまま楽しんだりできるようになるのはもちろん、英会話も、聞き取れて、思ったことをスラスラと話せるようになるわけで、「英語漬け」というネイティブの子どもたちの習得法を30歳だった私が取り入れるよりも、ずっと現実的だと、確実に結果がでるという実感が持てたからです。

同時通訳なら、英語と日本語を同時にトレーニングするので、「英語だけ」で英語を記憶しよう、とするよりも、日本語といっしょに英語を記憶するので、英語が長く記憶しやすくなる、という点も、「英語漬け」とは大きく違うメリットだと感じました。今度こそ、英語を一過性の暗記ではなく、日本語と同じように英語も長期の記憶にできると確信しました。

通訳トレーニングと聞いて「ハードルが高いのでは?」と思われるかもしれませんね。

もちろんプロの通訳を目指すのであれば、
経営や文化や歴史といった、難易度の高い語彙が必要です。

しかし、私たちは中学や高校で6,000語程度の語彙を学びますが、
日常会話であれば必要な語彙数は3,000語程度で十分なのです。

その必要な3,000語程度の語彙が
中学高校で学んだ語彙がそのまま使えるので
新たに単語を暗記する必要はありません。

また、マンガを使ってのトレーニングとなりますので、
「ハードルは低め、でも確実に力が付く!」というものになります。

「今まで色々やってきたけど、もう英会話は無理とあきらめていた」
という方も取り組みやすい内容になっています。

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