一般的な英語学習法と言えば、「いかに単語の数やフレーズを増やすか」という話題になりがちですが「英語を使う仕事」とひとくくりにしてしまうと本質からそれてしまう場合があるのではないでしょうか。
IT関連や外資系の企業、さらには医療や金融の現場や、最近ではインバウンドで海外からの観光客が増えていることもあり、一部のサービス業も含め、仕事で英語を使わないといけない人たちが増えており、そういう人たちにとっての英語は、まさに相手から何を言われても聞き取れるように「語彙を増やし」、言い回しも工夫をしないといけない為、「フレーズも多く知っている方が便利」ですが、
学校や塾などの英語の先生たちの場合は、日本人の子どもたちを相手に、英語を教える目的で英語を使うことになるため、かなり特殊だと感じています。
自分が知っている単語をただ並べても生徒たちには通用しません。指導要領で定められた範囲で語彙やフレーズを使わないといけないのです。「いかに語彙とフレーズを増やすか」という、一般的な英語学習法を当てはめることはできません。平易な単語を使ってシンプルでわかりやすく話す技術が求められるのです。
マンガENGLISHは100タイトルもの英語のストーリーを通して、中学・高校で習う単語6,000語のうちの半分にあたる3,000語程度を使って、漫画を見ながら話す練習ができるカリキュラムです。
「英語教師養成コース」を開講していた当時、現職の中学・高校の英語の先生方が、「中学・高校の生徒たちにわかりやすい話し方を練習するカリキュラムが無い」との声を受けて作成しました。
限られた単語やフレーズでわかりやすく説明するためにはそれなりのトレーニングが必要です。マンガENGLISHを通して、普段は英語を使う機会がほとんどない子どもたちにとって、わかりやすい英語を話すスキルを身につけていただければ幸いです。
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