『マンガENGLISH』はマンガと英語のフレーズを同時にインプットすることにより、訳さずに英語のまま理解する「英語脳」を育成するプログラム。英語のフレーズと、その意味内容を表すマンガで、ネイティブスピーカーのように自然に英語を身につけることができます。

日本人の9割が知らないフォニックスの真実

昨日はマンガENGLISH100ユーザー様
オンライン学習相談会にご参加お疲れさまでした。

leapyear さん ♪

さっそくレッスンの内容を
サポートの掲示板にわかりやすくまとめてくださって、
ありがとうござました。

あれだけ話があっちこっちに飛んで、
私でさえ訳が分からなくなった(笑)内容を
きれいにまとめてくださって

もう~ビックリしました!!!
ありがとうございます。

ちなみに一番もりあがった「フォニックスの話」については
共有画面をYouTubeにアップいたしましたのでぜひ、ご覧ください。

Viviさん、すごいパワーですね!!さすがです。

たくさんの資料が揃ったおかげで、
Viviさんがリスニングに悩んでいた原因がわかりましたよ。

では、具体的に見ていきましょう♪

> 2) What’s wrong buddy? buddyの綴りがわからず、bodyと書き取ってしまいました。

 リスニングの耳を育てるための順番はこうです。

① 「音がとれているか」
② 「意味が分かるか」
③ 「綴りを知っているか」

ネイティブの子どもたちでさえ、
「聞き取れるのに綴りを知らない」ことはよくあることです。

むしろ、ここで問題になるのは、

*What’s wrong body? の
単語の並びに違和感を覚えなかったことです。

だって意味はどうなりますか?
訳してみてください。

「どうしたの? 身体」って、変じゃないですか。

Viviさんの聞き取りは、こういう感じだったはず。

“What’s wrong, バディ?”
(ん?バディってなんじゃ?!)

まずは、ここまでで良いです。

そこからあとは「バディ」という音と、
“What’s wrong, バディ?”という文脈から
buddyという単語が思いつくかどうかは、
buddyという単語を知っているかどうかだけの問題ですから。

3)~6)について、ポイントはすべて同じ。
「文脈から補う」ことです。

私たちも日本語で

そしてもちろん英語ネイティブも頻繁に経験する

その瞬間は聞き取れていないが、
その次のフレーズを聞くことで後から何を言っていたかがわかる

という

脳の働きを育てることです。

そのために大切なことは

一言一句を聞き取ろうとするのでは無く

Viviさんも自分でおっしゃっていた
一回の聞き取りでおおよその雰囲気がわかった」状態

印象に残った範囲で
飛び飛びで構いません、

カタカナ交じりも良いし
〇〇???何か音はあった気がするけど聞き取れなかった

…という感じで書き出してみてください。

Viviさんのように、

単語を一つひとつ追いかけていたら
ネイティブでも脳がパニックしてしまいますよ。

まずは、一回の聞き取りで

カナ交じりでも
空欄があっても良いので

聞き取れた範囲で書き出してみてください。

書き出した文字を見た後で

その英文を読みながら文脈で判断して

音は聞き取れていなかったけれど
「こんな単語があるのではないか」を

残った音の印象と文脈から補っていくことが必要

要は

(本番と同様に)聞き取りは一回だけですが、
一回ですべてを聞き取ろうとはせず
残った音の印象と文脈で
後からあったはずの音を補う

ということ

この脳の働きは
英語ネイティブでもやっている事

ちなみに聞き間違いや勘違いは英語ネイティブにもよくあることなので
そんなことで落ち込んだりせず

次々と違うセリフに挑戦してみてください。

そうすればViviさんの聞き取りは以下のようになるはずです。

>3) Someone at work ate my sandwich.(at workはキャッチできませんでした。)

― ということは、Someone 〇〇 ate my sandwich.のように聞こえたということですね。

「誰かが僕のサンドイッチ食べちゃったよ」と意味は十分伝わるので合格です。

“at work”は、その場にいる誰かを疑っているのではなく、別の場所で起きたことだと言いたかっただけで、重要な内容ではないために、早く弱く発音されるので聞き取れなかっただけですので気にしないでください。

次の例も同じです、
“Well”は重要な言葉ではないので聞き取れなくても問題ないです。

>4) Well what did the police say?(“Well “か~。なるほど。何か言っているのは聞こえましたがそれが“Well “だとは明確にわからなかった。)

>5) My thanksgiving leftover sandwich, I can’t believe someone just ate it.(前半“My thanksgiving leftover sandwich”を聞き取るのがやっとでした。後半“I can’t believe someone just at it.”は早くて、聞き取りもリプロダクションもできませんでした。)

― Viviさんのメモにあった

>(あいぎぶさむえいといっ あ じゃすとぎびいっと???)

― これいいですね、こういう風にまずは音を残そうとしてください。
リスニング力を高める自然な順序は①音、②意味、③文字だからです。

いきなり文字起こしをしようとするよりも、
音から意味を想像して、そこに知っている単語を並べていく感じが良いです。

>6) Ross, it’s just a sandwich.(数回、聞き直せば書き取れたと思いますが、「一発勝負」だとそれはまだ私には無理っぽいです。)

― ここで聞き取れていなくとも問題はありません。
次に同じセリフが続くので、わざと前のセリフが早く弱く発音されています。

>7) Just a sandwich?(“a”の聞き取りは抜けちゃいますね、この文章以外においても。)

― 私たちは受験英語で

「“sandwich”は不可算(数えられない)名詞なので、直接“a”などの冠詞をつけることはできません、
“a piece / slice of sandwich”のように数えられる単位をつけなさい」

と教わります。

だからネイティブの英語が聞き取れないのです。

なぜなら英語ネイティブたちの日常会話では、
しばしば、その単位を省略して “a sandwich” のような表現をよく使います。

慣れれば聞き取れるようになりますので心配はいりません。

>8) Look I am 30 years old, okay?(これはセリフがスローなので、聞き取れましたよ~)

― っていうか、他のところも、実はほとんど聞き取れているんですよ、Viviさん!

そもそものところで

(昨日ちゃんと相談してくれたのに、私がこの『FRIENDS』を観たことが無かったので、今さらでごめんなさい)

『FRIENDS』ってコメディーなんですね。

コメディーは中級者以上がおススメです。

理由は
コメディーというのは
普通の会話から「文脈がずれる」から面白いので、

例えば先のセリフで

3) Someone at work ate my sandwich.

4) Well what did the police say?

・・・ってありますが

普通はサンドイッチを誰かに食べられたくらいで
警察を呼ばないじゃないですか。

>9), 10), 11) I’m little bit divorced twice ……(早口かつ長いセリフなので、書きとれません。)

― ここもむしろコメディーならでは、ですよね。30にもなったいい大人がサンドイッチごときでぼやいている、その理由が、今までの人生で一番幸せなできごとがサンドイッチだったなんて、普通の会話では想像もつきません。

作品としてはそこが面白いのですが

リスニングの初級者にとって大切な
文脈から判断して「あったはずの音を後から補う」ときに

普通の会話では言わないような返事が返ってきたりすると
その時点でつまずいてしまう可能性が高いのでリスキーです。

もっとも、趣味の話でもあるのでコメディーが大好き、という方はその限りではないのですが。

本当はもっといろいろお話したいのですが
文字で書くのはしんどいので(笑)

ZOOMで対面の方が話しやすいですかね、私は・・・。

みなさまからのご要望があれば開催します。

ちなみに7月は

7月18日の土曜日の午後でしたら今のところ空いております。
希望する方がいらっしゃれば、の話ですが。

これからもいっしょにがんばりましょう♪

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