『マンガENGLISH』はマンガと英語のフレーズを同時にインプットすることにより、訳さずに英語のまま理解する「英語脳」を育成するプログラム。英語のフレーズと、その意味内容を表すマンガで、ネイティブスピーカーのように自然に英語を身につけることができます。

「やる気」で合格させていただきました

英語を生涯の仕事にしようと決めて入会した英会話スクールで挫折し、アメリカ留学にも失敗した私が、最後に思いついたことが「英語の教員免許取得」でした。中学高校の教員免許です。

当時、社会人が大学に通うことがブームになり始めたころで、大学も「社会人枠」と言うのを設けて、筆記試験は若い現役の学生さんには敵わないので、二次面接の配点に比重を置き、やる気を評価してくださったので、私も「やる気」で合格させていただきました。学費は年間で100万円近くかかりましたが、学習塾での仕事を続けながら学費を稼ぎ、大学に通いました。

その大学で取得した英語の教員免許は、中学や高校の教員にはならなかったので特に使わずに今日まで来てしまいましたが、その大学で出会ったある日本人の先生に大きな影響を受けたのです。

その先生は当時50歳くらいの大学教授でしたが、留学経験も無く、奥様も日本人でありながら独学で英語がペラペラになった方でした。その先生が「英語教授法」を学ぶゼミをされていたので参加させていただき、その先生のもとで英語教授法を学びながら、自分でも良いと思う教授法を実践していました。その先生の影響で英語教授法に興味がわき、さらに研究を重ねるために、別の大学ではありましたが、大学院に進学することにしたのです。

大学院で英語教授法の研究をしていた私は、学費を稼ぐために学習塾で時間講師の仕事を続けながら、研究のために自宅で近所の子どもたちや知り合いの大人の方に英会話を教え始めました。理論と実践は両輪で効力を発するからです。理論だけでは当然のことながら何も変わりません。実践だけでも体系だった学習法にはたどりつけません。

しっかりとした理論と、その理論に基づいた実践活動があって、始めて学習法として確立するのです。大学院で理論を学びながら自宅で実際の学習者に対して実践することで、理論への理解も深まりましたし、実践へのフィードバックも高められたと思います。

その経験がマンガENGLISHという、今までありそうでなかった教材の開発への強い原動力にもなりました。

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