普段、何気なく街を歩いているときなど
頭の中に入ってくる情報として
一番大きいものは何でしょう。
何かに特別に意識を傾けていない限り
情報量として最も大きいものは
視覚の情報ではないでしょうか。
目に見えたもの。
ついで耳から聞こえてきたもの。
それから、嗅覚や、感触など
総合的な情報となっていくわけですね。
実生活では
視覚からの情報として場面をとらえています。
例えば、カフェやレストランの内装だったり
お店の雰囲気だったり
お店で働いている人の表情だったり。
その場面というものを
マンガENGLISHではイラストを利用して
疑似体験するわけです。
聞こえてきた音の中で
場面と自分のイメージと合ったものを
取り込んであげる感じ。
マイペースで情報をやり取りした後に
文字という情報を軽く重ねていくんです。
「軽く」というのがとても大切なポイントです。
今までの英語学習の感覚だと
文字で文法的な解釈をしてきたので
文字にじっくり取り組みたくなっちゃうのを
できるだけ文字に注力することをしないで
幼児期の日本語を身につけてきたときと
同じ感覚でとらえるようにする。
こどもの頃
絵本の読み聞かせを経験しました。
例えば昔話で
「昔々、あるところにおじいさんとおばあさんが暮らしていました。おじいさんは山に芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に・・・」
という感じで
はじめは音で聞いていたものを
ある日お母さんが今度は
絵本という形で見せてくれて
文字を一言一句追ったりしないわけです。
絵本を見せてはいても
そこに書かれている文字をみて
そこから何か解釈するというわけではなく
あくまでもまずイラストの中に場面があって
ひげのはえたおじいさんと
やさしそうなおばあさんの絵があって
「おじいさんが山へ芝刈りに」って
山の絵とそれをしているおじいさんの姿
「川へ洗濯に」っていう音が先行していて
そこに文字があるけれど
字を一言一句追ったりしない。
そういう風に、自然と身につけてきたと思います。
その過程を英語でも経験したいので
マンガENGLISHでは
できるだけ文字に頼らないようにするんです。
文字はじっと見ないで
動画の音声をナチュラルスピードで聴きながら
即座に声を出してみる。
文字をただじっと見ていると
やっぱり訳を頭の中で探してしまうので
ここからが大事なんですけれども
脳に「訳さないで英語のまま取り込むんだよ」っていう
合図を送ってあげるイメージで声に出していきます。
意味を考えたり文法的な解釈を考えたりせずに。
赤ちゃんのような、2,3歳のような気持ちで
音をとらえていきましょう。
YouTubeに動画をアップしました。
これからもいっしょにがんばりましょう♪
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