クリスマスにぴったりの大人の恋愛を描いた映画

映画は私たち英語学習者にとって
ネイティブ英語に手軽に触れられる
いい機会ですよね。

とは言っても

たとえばスター・ウォーズのような
映像が優れたエンタメ性の高い映画ですと

アクションや映像が豊富な分
英語のセリフそのものが少なかったり
セリフも日常会話で使えないようなものも
多く含まれているため

「学習用としては」かなり
効率が悪い映画も多いので

「学習用としては」
日常会話の多い映画を選ぶことが大切です。

そこで今日は

クリスマスとお正月の季節にぴったりの
おとなのラブストーリーをご紹介します。

2008年のアメリカ映画なのですが
この時期になると毎年つい観てしまう

『39歳からの女性がモテる理由(ワケ)』

Amazonで検索したら991円で販売されていました。

マンガENGLISHと同じで

「映像と音声だけ」で映画を見たら

「セリフの英文テキスト」を
場面を思い出しながら声に出して読むことです。

そしてまた「映画を字幕なしでみる」のです。

あれ、字幕じゃなくて、英文テキスト?

そうなんです。

よくみんながやっている

「映画を見ながら字幕を見る」やり方は
おすすめしません。

せっかく映像と英語の音声があるのに
その下に英文が出ていると

どうしても目が文字を頼ってしまい
「音声を捉える感覚が鈍って」しまいます。

つまり「映画を見ながら字幕を見る」方法は

いつまでたっても
どこまでいっても

「字幕なしでは映画を見れるようにならない」わけです。

だからといって字幕なしのまま見ていても
聞き取れないところは
いつまでたっても聞き取れるようにはならないので
いやになって止めてしまう。

止めてしまったら何もなりません。

だからといって

映像の下に字幕を出すと
永遠に字幕なしでは見られない・・・

という悪循環に陥ってしまいますので

おとなのやり直し英語で
一番オススメの方法は

映像と音だけ
英文テキストだけ

と「2回に切り分けて」刺激を脳に与えることです。

そうです!
まさにマンガENGLISHのStage1とStage2です。

そうすることで

映画を見ている時には

「場面と音だけで何とかしよう」とする
「英会話では欠かせないスキル」が身につき

そのあとで

英文テキストだけ読むと

その文字の並びに
「場面と音を重ねながら読む習慣」が身に付き

洋書を原書のまま読むときにも
場面と音をイメージする習慣が身に付く

一石二鳥なんです。

マンガENGLISH100タイトル
Stage1とStage2を経験したあなたには
イメージしやすい学習法ですよね。

そして今回ご紹介する映画は
そのストーリーやセリフも楽しいのですが

邦題(日本語による映画のタイトル)も
よく工夫されています。

正直言ってDVDに書かれた
タイトルだけを見たときには

そのあまりのギャップに私は戸惑いました。

原題は “Flirting with Forty”

“flirt with”は「気を引く、誘惑する」という意味。

ですからこのタイトルの意味は「40歳を誘惑する」で、
意訳すれば「年上好き」という感じでしょうか。

ところが邦題は『39歳からの女性がモテる理由』
このギャップはどうしたことでしょう!

主人公は40歳の女性と27歳の男性の恋愛ストーリーです。

原題からはそのキャラクター設定が伝わってきます。
では、邦題(日本語のタイトル)の方は?と言うと。。。

それは映画を観てすぐに納得しました。
主人公の40歳シングルママのセリフ回しにその秘密があったのです。

27歳でサーフィンのインストラクターをしている男性と
ひょんなことから知り合った40歳の女性は、

本当は、もう、すっかり男性の虜になっているのですが

13歳も年上で子持ちでバツイチという負い目から
その気持ちをコントロールしようとします。

その気持ちが彼女の言葉に表れています。

2人はハワイで出会うのですが、
ハワイについて女性が

「ここは本当に美しいところだわ」といった言葉を
“Definitely so beautiful here.”

男性がそのまま「君は本当に美しい」と返すのですが・・・
“You’re really beautiful.”

ここからが40歳のおとなの女性ならではの
セリフ回しが続くのです。

“You’re really beautiful.”という
映画のようなセリフ(ま、実際、映画の中だけど・・・)に

本当は踊りだしたいくらいの気持ちを抑えて

Thank you. I remember that compliment long ago. Now, Kyle. When I asked you for a drink, I wasn’t hitting on you. I mean I haven’t than of anyone my husband since I was 26. It’s a drink. That’s it.
「ありがとう。それ遠い昔に聞いたほめ言葉ね。ねぇ、カル(男性の名)。飲もうって言ったけど、誘ったわけじゃないのよ。26歳(で結婚して)から、(元)夫以外の人とは付き合ったことがないのよ。本当に飲みたかったの。それだけ。」

強がってる感じが逆にかわいいですね。

こんな素敵なセリフ満載のPDFファイル
(英文のみです。日本語の訳や解説はありません)を

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あせらずに
マイペースで学習をすすめてくださいね。

これからもいっしょにがんばりましょう♪

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洋画を字幕なしで楽しむ

動画を見ました。
なるほど・・・と思いました。

見て、言葉を聞き、単語を拾う。
そんな作業を海外ドラマを見ながらやっていますが、
こりゃなかなか難しいですね。

だって、海外ドラマは話すスピードが速いですからね。

だから、漫画教材なんですね。
**********************

海外ドラマや洋画を字幕なしで観て、単語を拾う。
まさに王道です、すばらしいですね。

洋画を字幕なしで楽しみたかったら
「洋画を字幕なしでわかるまで見続ける」ことが
シンプルで確実な方法でしょう。

ただ時間はかかるでしょうね。

理由は

ドラマも洋画も学習用ではなく
英語ネイティブのお楽しみ用なので

そこで使われている表現は

(日本の映画も同じですが)

英語ネイティブでさえ
日常生活ではあまり使わないような

しゃれた言い方とか
汚い言葉とかが多く使われていて

日常会話で頻繁に使われている語彙が
リアルな日常会話は
かなりずれているので

学習用としては効率が悪いのです。

英語ネイティブが
日常会話で使う語彙の80~90%は
せいぜい3000語程度と言われていて

そのある種の証拠として

オックスフォード大学や
ケンブリッジ大学のそれぞれの出版局

オックスフォード出版や
ケンブリッジ出版から

Oxford3,000
Cambridge3,000といった

辞書が発行されていますが

この3,000という数字が
英語ネイティブでさえ

日常会話の8~9割を占める語彙数だと言われています。

ところが
エンタテイメントとしての映画やドラマは

その範囲でセリフを作っていたら
平凡で面白くないので

ネイティブでも普段はなかなか使わないような
しゃれたセリフや汚い言葉などが多く
学習用として効率が悪いのです。

純粋に洋画やドラマを字幕なしで楽しみたいなら

迷わず

字幕を出さずに好きな英語やドラマを見続けること。

これ以外にないと思います。

しかし

洋画やドラマを英語の学習用として活用するには
どう使ったらいいか

という質問に対しては

そもそも
学習用ではないので
学習用にはなりません。

という答えが最も適格かとは思います。

でも、もし

「山口は海外ドラマや洋画を見るときに
字幕は出しているか?」と聞かれたら

「出していません」と答えます。

「じゃあ、どうして山口は帰国子女でもなく
海外生活体験も無いのに

なぜ、字幕なしで観られるのか?」

と聞かれたら

「パレートの法則を英語学習に活用した」
と答えます。

パレートの法則とは、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという経験則のこと。

イタリアの経済学者・社会学者であるヴィルフレド・パレート(Vilfredo Federico Damaso Pareto)が、1986年に論文の中で発表した。(パレートは「社会全体の所得の多くは一部の高額所得者が占めているが、それは国や時代の制度の問題ではなく、一種の社会的自然現象である」と主張。)

この考え方は、所得配分や経済においてだけでなく、品質管理、在庫管理、売上管理、マーケティングなど様々な分野に当てはまるとされており、
・ビジネスにおいて、売上の8割は全顧客の2割が生み出している。
・売上の8割は、全従業員のうちの2割で生み出している。
・商品の売上の8割は、全商品銘柄のうちの2割で生み出している。
などと言われ、実際に起きている現象として、パレート現象は未だに支持を得ている。

これは英語学習にも当てはまる考え方です。

海外ドラマや洋画は
ネイティブのエンタテイメントなので
完全に聞き取ろうとしたら

知っていないといけない語彙数は
2万語、とも3万語とも言われていますが

いくらエンタテイメントとは言え
会話のすべてがスラングやジョーク
というはずはなく

全体の8割は
ネイティブが日常英会話で使っている
3,000語で構成されているんですね。

その3,000語のほとんどが
私たちが中学・高校で学んだ英単語で
構成されているので

まずはこの3,000語さえ何とかなれば
海外ドラマや洋画も8割は聞き取れるわけで

8割聞き取れれば
結構わかりますからね。

楽しめるわけです。

「あれ、中学・高校で習った3,000語なら
もう知っているはずだよね。
でもいまだに聞き取れないは、なぜ?」

と思いますよね。

語彙数は合っているんですけれど
残念な点が2つあります。

一つは音の経験が少ないこと。

中学高校の英語学習では
常に文字や日本語の訳とからめて覚えてきました。

音だけで何とかしようとした経験がほとんどない。

聞き取れない時には、すぐ、英文テキストを読む
わからないときには日本語に訳す

という学習を重ねてきました。

音だけで何とかしようとした経験があまりに少ない。

だから音だけでは聞き取れた気がしないし
ましてや話すことなんてできるようにならない。

2つ目は
自然な談話の経験が少ないこと。

中学・高校の英語の教科書は
日本語から英語に訳した英文に
多く触れてきました。

中学・高校に勤務する
外国人の語学教師たちは

日本の英語の教科書の
英語が変であると訴えているのですが

まったく変わる気配がありません。

単語は3,000語を習っていても
変な文脈で習っているので
使えるようにならないわけです。

使える英語を身につけたければ
3,000語が音だけで何とかなって
自然な文脈から切り出していかないと

苦労が水の泡になってしまいます。

なにで学ぶか
特に忙しい社会人にとっては

教材選びは大切です。

この3,000語が
音だけで何とかできるように
作ったのが

マンガENGLISHなんですね。

マンガENGLISH100ご案内

「洋画を字幕なしで観る」「英会話を楽しむ」

ブログ記事、読みました。Amazonのレビューも見ました。

う~ん、TOEIC990点でもネイティブの英語が聞き取りにくいとか、日本人なら英語を字幕無しで見るのは諦めろって、本当に書いてあるんですかね?

でも、この本、あまり読みたいと思わないので、買いませんが(笑)

私は、22歳くらいのときアメリカ人の彼女と付き合っていて、
一緒に映画に行くと、笑う箇所が日本人の観客と違うんですよね。

それがとても悔しくて・・・

だけど、未だに洋画を字幕無しで見ることはできません。

ハリウッド映画が好きで、いつか字幕無しで映画が見たいと思っている人たちって、たくさんいると思うんですよ。

山口さんも、独自でいろいろと進めていると思います。でも、山口さんが、今、どこまでやっているのかが、私は明確に把握していないので、まずは、そのあたりから教えていただいていいですか?
*************************

洋画を字幕なしで楽しみたいと思っている人は多いですね。

字幕の日本語訳は
もとの英語を意訳しているので

英語ネイティブといっしょに映画を観ていると
置いてきばぼりになっているような
寂しい気持ちになりますよね。

西田大(にしだ・まさる)さんの「英語力はメンタルで決まる」は私も読んだことはないのですが

コラムは何度か目にしたことがあって

TOEICや英検などの資格試験を極めることと
洋画を字幕なしで楽しんだり
英会話を楽しむことは別の話である

ということを言っている人という印象があります。

帰国子女でもない普通の日本人が
洋画や英会話を楽しむのは
並大抵のことではない

そんな雲をつかむような話に乗って
英語難民になるくらいなら

確実に努力が数値になって表れる
資格試験を目指した方が良い

誰でも洋画や英会話を楽しめるような口ぶりで
熱心な学習者を惑わせるような
英語教材や英語スクールには注意した方が良い

ということを言っている方です。

その根拠になっているのが

西田さん自身が

日本で最高峰と言われる
英語の資格試験を総ナメにしているにも関わらず

その英語力をもってしても

洋画を字幕なしで楽しんだり
英会話をペラペラと話したりはできない

とのことで

「英検やTOEICで高得点をマークしても、洋画が字幕なしで楽しめず英会話が自由にできないのは自分だけではなかったんだ!」と

受験英語は極めたが
リアルな英語は身についていない人たち

に、安心感と勇気を与えていて人気のようです。

私の印象では西田さんの主張はあくまで

TOEICや英検などの資格試験を極めることと
洋画を字幕なしで楽しんだり
英会話を楽しむことは別の話である

ということであって

アマゾンのレビューを書いた人が誰で
どういう立場の人かがわからないのですが

純粋に洋画を字幕なしで楽しんだり英会話を楽しめるようになりたいと思っている人(たぶん、西田さんは、そういう人たちに向けて書いてはいない)に
「無理だからやめた方がいい」とは言っていないと私は思います。

ただ確かに

簡単にできるようになるかのような売り言葉で
教材やノウハウを売ろうとする業者もあり

そこはちゃんと判断した方がいいとは言っています。

そもそも日本人は

「洋画を字幕なしで観る」とか「英会話を楽しむ」
ことについて

何か特別な感情を持ちすぎているように思います。

日本語では私たちは当然のことながら

映画を字幕なしで観ていますし
会話もそれなりに楽しんでいるからです。

じゃあ、どうすれば

「洋画を字幕なしで観る」とか「英会話を楽しむ」
ことができるのか?

そのことについて
何度かYouTubeでも話題にしているのですが

こちらの動画が
まあまあわかりやすいと好評でしたので
ご覧いただけると幸いです。

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