昨日はマンガENGLISH100ユーザー様
オンライン学習相談会にご参加お疲れさまでした。
leapyear さん ♪
さっそくレッスンの内容を
サポートの掲示板にわかりやすくまとめてくださって、
ありがとうござました。
あれだけ話があっちこっちに飛んで、
私でさえ訳が分からなくなった(笑)内容を
きれいにまとめてくださって
もう~ビックリしました!!!
ありがとうございます。
ちなみに一番もりあがった「フォニックスの話」については
共有画面をYouTubeにアップいたしましたのでぜひ、ご覧ください。
VIDEO
Viviさん、すごいパワーですね!!さすがです。
たくさんの資料が揃ったおかげで、
Viviさんがリスニングに悩んでいた原因がわかりましたよ。
では、具体的に見ていきましょう♪
> 2) What’s wrong buddy? buddyの綴りがわからず、bodyと書き取ってしまいました。
― リスニングの耳を育てるための順番 はこうです。
① 「音がとれているか」
② 「意味が分かるか」
③ 「綴りを知っているか」
ネイティブの子どもたちでさえ、
「聞き取れるのに綴りを知らない」ことはよくあることです。
むしろ、ここで問題になるのは、
*What’s wrong body? の
単語の並びに違和感を覚えなかったこと です。
だって意味はどうなりますか?
訳してみてください。
「どうしたの? 身体」って、変じゃないですか。
Viviさんの聞き取りは、こういう感じだったはず。
“What’s wrong, バディ?”
(ん?バディってなんじゃ?!)
まずは、ここまでで良いです。
そこからあとは「バディ」という音と、
“What’s wrong, バディ?”という文脈から
buddyという単語が思いつくかどうかは、
buddyという単語を知っているかどうかだけの問題ですから。
3)~6)について、ポイントはすべて同じ。
「文脈から補う」ことです。
私たちも日本語で
そしてもちろん英語ネイティブも頻繁に経験する
その瞬間は聞き取れていないが、
その次のフレーズを聞くことで後から何を言っていたかがわかる
という
脳の働きを育てることです。
そのために大切なことは
一言一句を聞き取ろうとするのでは無く
Viviさんも自分でおっしゃっていた
「一回の聞き取りでおおよその雰囲気がわかった」状態 で
印象に残った範囲で
飛び飛びで構いません、
カタカナ交じりも良いし
〇〇???何か音はあった気がするけど聞き取れなかった
…という感じで書き出してみてください。
Viviさんのように、
単語を一つひとつ追いかけていたら
ネイティブでも脳がパニックしてしまいます よ。
まずは、一回の聞き取りで
カナ交じりでも
空欄があっても良いので
聞き取れた範囲で書き出してみてください。
書き出した文字を見た後で
その英文を読みながら文脈で判断して
音は聞き取れていなかったけれど
「こんな単語があるのではないか」を
残った音の印象と文脈から補っていくことが必要 で
要は
(本番と同様に)聞き取りは一回だけですが、
一回ですべてを聞き取ろうとはせず
残った音の印象と文脈で
後からあったはずの音を補う
ということ
この脳の働きは
英語ネイティブでもやっている事 で
ちなみに聞き間違いや勘違いは英語ネイティブにもよくあること なので
そんなことで落ち込んだりせず
次々と違うセリフに挑戦 してみてください。
そうすればViviさんの聞き取りは以下のようになるはずです。
>3) Someone at work ate my sandwich.(at workはキャッチできませんでした。)
― ということは、Someone 〇〇 ate my sandwich.のように聞こえたということですね。
「誰かが僕のサンドイッチ食べちゃったよ」と意味は十分伝わるので合格です。
“at work”は、その場にいる誰かを疑っているのではなく、別の場所で起きたことだと言いたかっただけで、重要な内容ではないために、早く弱く発音される ので聞き取れなかっただけですので気にしないでください。
次の例も同じです、
“Well”は重要な言葉ではないので聞き取れなくても問題ないです。
>4) Well what did the police say?(“Well “か~。なるほど。何か言っているのは聞こえましたがそれが“Well “だとは明確にわからなかった。)
>5) My thanksgiving leftover sandwich, I can’t believe someone just ate it.(前半“My thanksgiving leftover sandwich”を聞き取るのがやっとでした。後半“I can’t believe someone just at it.”は早くて、聞き取りもリプロダクションもできませんでした。)
― Viviさんのメモにあった
>(あいぎぶさむえいといっ あ じゃすとぎびいっと???)
― これいいですね、こういう風にまずは音を残そうとしてください。
リスニング力を高める自然な順序は①音、②意味、③文字だからです。
いきなり文字起こしをしようとするよりも、
音から意味を想像して、そこに知っている単語を並べていく感じが良いです。
>6) Ross, it’s just a sandwich.(数回、聞き直せば書き取れたと思いますが、「一発勝負」だとそれはまだ私には無理っぽいです。)
― ここで聞き取れていなくとも問題はありません。
次に同じセリフが続くので、わざと前のセリフが早く弱く発音されています。
>7) Just a sandwich?(“a”の聞き取りは抜けちゃいますね、この文章以外においても。)
― 私たちは受験英語で
「“sandwich”は不可算(数えられない)名詞なので、直接“a”などの冠詞をつけることはできません、
“a piece / slice of sandwich”のように数えられる単位をつけなさい」
と教わります。
だからネイティブの英語が聞き取れないのです。
なぜなら英語ネイティブたちの日常会話では、
しばしば、その単位を省略して “a sandwich” のような表現をよく使います。
慣れれば聞き取れるようになりますので心配はいりません。
>8) Look I am 30 years old, okay?(これはセリフがスローなので、聞き取れましたよ~)
― っていうか、他のところも、実はほとんど聞き取れている んですよ、Viviさん!
そもそものところで
(昨日ちゃんと相談してくれたのに、私がこの『FRIENDS』を観たことが無かったので、今さらでごめんなさい)
『FRIENDS』ってコメディーなんですね。
コメディーは中級者以上がおススメ です。
理由は
コメディーというのは
普通の会話から「文脈がずれる」から面白いので、
例えば先のセリフで
3) Someone at work ate my sandwich.
4) Well what did the police say?
・・・ってありますが
普通はサンドイッチを誰かに食べられたくらいで
警察を呼ばないじゃないですか。
>9), 10), 11) I’m little bit divorced twice ……(早口かつ長いセリフなので、書きとれません。)
― ここもむしろコメディーならでは、ですよね。30にもなったいい大人がサンドイッチごときでぼやいている、その理由が、今までの人生で一番幸せなできごとがサンドイッチだったなんて、普通の会話では想像もつきません。
作品としてはそこが面白いのですが
リスニングの初級者にとって大切な
文脈から判断して「あったはずの音を後から補う」ときに
普通の会話では言わないような返事 が返ってきたりすると
その時点でつまずいてしまう可能性が高い のでリスキーです。
もっとも、趣味の話でもあるのでコメディーが大好き、という方はその限りではないのですが。
本当はもっといろいろお話したいのですが
文字で書くのはしんどいので(笑)
ZOOMで対面の方が話しやすいですかね、私は・・・。
みなさまからのご要望があれば開催します。
ちなみに7月は
7月18日の土曜日の午後でしたら今のところ空いております。
希望する方がいらっしゃれば、の話ですが。
これからもいっしょにがんばりましょう♪
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